おはようございます
昨晩の米国株式市場は小動きとなりました。
NYダウ -82.55 41350.93
NASDAQ +212.35 17648.45
S&P500 +3.87 5599.30
VIX指数 -2.69 24.23
原油 +1.44 67.69
為替 148.21
世界の株式はトランプ大統領の影響が大きく、それなりの調整を余儀なくさせられています。一方で、国内に目を向けると米の価格高騰が止まりません。昔は相場といえば米相場の事を指していました。もっとも、そんなのは江戸時代とかの話ですけどね。それでも酒田五法などは米相場から誕生しましたので、現在の株式市場にも大きな影響を与えています。酒田五法を考案したのは本間宗久という方で、ご本人が豪農であり、その年の米の出来を知りうる立場であり、米の出し方を調節できる立場でもあったと言われます。と言うことは、五法で相場の見方を記してはいたものの、相場そのものに介入できるだけの米を保有しながらの身分であったので、お手盛りでもあったと言われます。そう考えると、現代の株式市場もまた同様なんじゃないか、なんて思ったりもするんですよね。米国を中心とした巨大金融資本の代表である大手運用会社、例えばブラックロックとかね。そうしたところの胸先三寸で相場など上でも下でもほぼ思い通りなのではないかって事ですね。そんな事を考えてしまうと、やる気レスにもなりがちですが、だとしたらそれはそれで対処するのが運用というものなんでしょう。操られるのはある程度仕方ないですし、やはり巨大過ぎて法律すら超えられる存在ですからね。
しかし、それもこれからは思い通りとばかりはいかなくなる時代が、トランプさんの再登場で現実となりつつあるのかもしれません。もちろん、裏で繋がっている事は間違いないですが、トランプさんは高齢、マスク氏は超富裕層で、それぞれ命懸けの立場に身を置く態度は明確です。そんな彼らが、資本家ばかりに目を向けている政治はしない事になった。そして、所詮はトカゲの尻尾きりなんでしょうが、政府職員や利権者が国そのものを劣化させ、米国自体が世界から敗退する危険性が顕著となってきているので立ち上がったまでだと思います。どちらが正義かなんて分かりませんが、これまでの民主党政治はやはり利権まみれであり、富を限定的な人々が貪り続けました。この状態を解消して国を建て直し、少しは米国民にお金が行き渡るようにしないとと考えたんだと思います。ま、青臭く綺麗な書き方になりますけど。
そう考えますと、株式市場は暫く右往左往する展開だと思っておくくらいが丁度良いかもしれませんね。気をつけないといけないのは、金融危機的な話と戦争ですね。米国の財務状態は悪化の一途ですし、戦争も終わってませんし、欧州のDSは戦争継続を企んでいます。今後もどんな理由や言いがかりで新たな紛争を起こすのか予断を許しません。本来は投資を控える局面かとも思います。しかし、運用しないならしないなりに、今度はどういった場面を迎えたら投資を再開するなかなどは考えておかないといけませんね。何もしないのはもったいないと思います。
さて、今朝は気持ちの良い天気となりました。こんな日が続くと良いですね、それでは。