おはようございます
昨晩の米国株式市場は調整となりました。
NYダウ -178.20 42528.36
NASDAQ -375.30 19489.68
S&P500 -66.35 5909.03
VIX指数 +1.83 17.87
原油 +0.71 74.27
為替 157.97
米国の金利は下がりませんねぇ。何故そんなに高いままいれるのでしょうか。前から何度かそんな事を言い続けているのですが、実際と表面的なところのギャップが大きいという事なんですかね。例えば、景気は悪いのに、そう見えなくさせているとか、ハイテク分野は確かに成長が続いているので、それと実体経済とは乖離があって分かりづらくさせているとかね。30年国債などは再度5%台が見れそうな水準となってきています。インフレになっていくのなら仕方ないのですが、これ以上米国が物価高騰が続くと、その行き着く先は恐ろしい感じすらしてきますよね。そして、大統領就任を控えたトランプ氏が、煽りとも取れる勢いのある物言いをかましてますね。パナマ運河の管理権とか、グリーンランド購入とか、メキシコ湾の名称をアメリカ湾にするとか、まだありますけど、関税をちらつかせれば何でも思い通りになるとでも思っているのでしょうか。まぁ、米国の歴史を紐解くと、トランプ氏の言っていることも理解できるのですが、それにしても「今更?」って感じもしますけどね、どうですかね。及川さんだったかどなたかが、YouTubeでそこら辺の解説をされていたと思いますが、出ている話だけを表面的に捉えてみても、何も分からないという事になりますね。つくづく思いますが、歴史を知らないと欧米などは特に分かりにくいですよね。
一方で、運用面では株式市場が堅調だと、仮想通貨市場も堅調なんで助かります。もう少し独立的に仮想通貨市場が上げ続けてくれるとありがたいんですけどね。それこそ「有り難し」なんでしょうね。結局金利上昇が株も仮想通貨も押し下げる構造は変わらない感じです。これもドルを中心とする貨幣文化がそうさせているのでしょうね。しかし、新興国を中心にゴールドは買われ続けていきそうですし、米国がトランプ氏の下、関税頼み過ぎるとドル離れも現実的になってくる事になりそうです。ですから、運用という意味では、ドルよりもゴールをこれからでも保有した方が良いのかもしれません。何も金地金を買わなくても、投信等で値動きはついていけますからね。ドルの影響を受けざるを得ませんが、幸か不幸か我々は円で暮らしていますので、円安効果も考えますと良いのかもしれないですね。
今週は週末になるほど寒さが厳しくなるようですので、体調管理には気をつけていただきたいですが、病院は凄く混んでるみたいです。今はコロナとインフルの両方の検査を一度にさせられます。風邪をひかないようにするのが一番ですから、万全を期して過ごしてまいりましょう、それでは。