おはようございます
昨晩の米国株式市場は小反発となりました。
NYダウ +39.55 42196.52
NASDAQ +14.76 17925.12
S&P500 +0.79 5709.54
VIX指数 -0.29 18.97
原油 +1.20 71.03
為替 146.47
日本株は、何だかまたかつての弱い時を思い出させるような相場になってきたように思いますが、気のせいでしょうか。外人が買ってくれているからこその上げだったわけで、状況が変われば考え方も変わるものです。とは言え、株価水準は高いわけで、そんなに簡単に下がらないとは思いますけどね。そして為替が急速に円安となりました。金融政策や中東情勢などが影響している他、円の買い持ちが大きくなっていた事はよく知られていました。円の実力だという人もいますが、否定はしませんが、だからこんなに急に動くわけがないので、目先としてはオプションの動きがそうさせたと捉えて良いのではないかと思います。それにしても、株も為替も簡単に動きますね、とてもついていけません。だって朝起きたら3円も動かれたら何にも出来ませんから。ただまぁ、これで日経平均先物は大幅高ですので、今日の日本株は高くなりそうですね。
それにしても、米国株は上がらなくなりました。何故でしょう、何が原因なんでしょうか。やはり0.5%引き下げたことが影響しているのでしょうかね。それならまだ、納得感もあるのですが、そこまで景気は良くないという感じになってきたという事でしょうか。それとも、また大ジャンプの前の屈伸運動とでも言うのでしょうか。史上最高値圏にあって、ちょこちょこ調整しつつ、気がつくと高値更新を続けています。そんなに米国景気は、そしてビッグテックが相手にする世界景気は好調なのでしょうか。下がらないけど少しずつ高値更新で、何となく上げ相場継続なんですよね。とてもやりづらいと思います。かと思ったらいわゆるヘッジファンドがあの中国に資金を振り向けていて、ここもと大幅高となっています。株は安い時に買えとよく言いますが、とは言え得体の知れないとこへ大金を注ぎ込むことなどできるわけがありません。そして、何と言っても、中国は既にデフレ経済になっている可能性が高いと思います。そんな所は、少し景気対策などをしたところで、多くの期待は待てません。日本のバブル崩壊で思い知らされましたよね。だから、今は買う時ではなく、それなりに上がったら、もし持っているものがあれば売ることを考えるべきだと思いますね。日本の経験が生かされれば、あんなに長期間苦しまなくても大丈夫かもしれません。でも、デフレに一旦なると長くなるのが定説ですので、そう簡単には投資できないですよ。
さて、本日は雨模様の朝となりました。少しは涼しくなるようですが、雨はやはり避けたいですよね。それでも、昨日のようにこの時期であの暑さを耐えるよりもまだマシかもしれませんね、それでは。