おはようございます
昨晩の米国株式市場は上昇となりました。
NYダウ +462.28 41175.08
NASDAQ +258.44 17877.79
S&P500 +63.97 5634.61
VIX指数 -1.69 15.86
原油 +1.95 74.96
為替 144.29
昨日の米国株式市場は、予想通りと言っていいでしょう、パウエル議長の講演で株価上昇となりました。まぁ、出来すぎというくらい市場に忖度した内容ではなかったでしょうか。私からすると、何が「政策を調整する時が来た」だっちゅうのって感じです。まるで上手くやっていると言いたげな話っぷりに感じましたけど、これって日本語訳のせいなんでしょうか。あ~もっと英語が分かる耳になっておけばよかったって思います。それにしても、米国の専門家連中も、とっくに労働市場がおかしくなってきている事はお見通しのようですが、まさにこれから長短金利が正常化していくことが現実になって行くところで、この先の景気悪化がどの程度深刻に議論されていくのか見ものです。本当は既に景気はあ類と言っている方もいますし、金融はかなり厳しいと言っている方もいらっしゃいます。果たして本当はどうなのか分かりません。分からない理由は、私が全体を分かっていないからです。全体と言うのは米国の経済が一体どのくらいのサイズ感であるか、金融市場は巨大なのは分かりますが、どれだけ巨大なのか分かっていないという事です。先日ネットで見たニュースで、米国の家計の金融資産が122兆ドルだという記事を見ました。1ドル145円で単純に掛け算すると、ざっと1京7690兆円になります。米国の個人の金融資産という事で良いと思いますが、1.7京円なんですよ。この金額の凄さが分からないんです、私には、残念ながら。もちろん貧富の差が大きい事も知っているつもりですし、カードの延滞が増加してたり、商業用不動産が差し押さえになっているケースもあると聞いています。それでも日本の個人金融資産は約2000兆円なんですよね。日本の約8倍強なんですよ。そうした大差のついた人間からすると、1.7京円あるとどのくらいの購買力があるのか、ちょっとよく分からないんです。日本のGDPが名目ベースで約600兆円でしたよね。何と比較して良いのかもよく分かってないんですけど、それだけの資産を持っているのはどういった状況なのか、本当に分かんないです。人口は約3億5000万人ですよね、日本が1億2000万人で、約3倍の人口の国ですよね。その事からも、米国は日本から見ると凄まじい資産力があると思えてしまいます。で、だから何なんだって話なんですけど、株式市場の時価総額が2024年6月末で56.9兆どるといいますから、日本円で約8250兆円という計算になります。これも凄いんですけど、やっぱり日本人として1京円という単位はまだ理解できない単位ですね。となると、多少景気が悪化しても、消費は落ち込まないのではないかと、分からないなりにそう思ってしまいます。でもそう思うのは分からないからで、米国の経済規模からすると、みんなが少し消費をしなくなるだけで大きく落ち込んでしまう結果となるのかもしれませんね。そうした根本的、基本的な背景を分かってもいない癖に、株は上がるとか下がるとか行ってしまっているんですよね個人の素人はね。でも投資家向けのレポートなんかをみてもそうした事について知らしめているのは見たことが無いんですよね。専門家とか経済学者とかは当然知っているのでしょうけど、そういう人達はもっと個人投資家向けにそうした事を分かりやすく伝えてもらいたいですよね。
さぁ、来週からは日本株も上がっていく事でしょう、では良い週末を、それでは。