おはようございます
昨晩の米国株式市場も大幅安となりました。
NYダウ -1033.99 38703.27
NASDAQ -576.08 16200.08
S&P500 -160.23 5186.33
VIX指数 +0.60 38.57
原油 +0.26 73.78
為替 143.87
いつかは起こると言われていた事がついに起こってしまいました。日経平均株価の下落幅としては、少なくとも私は見た事はありません。ま、それも当然で、1987年のブラックマンデーを越えたんですからね。87年当時、私はまだ学生でした。株そのものを知らない、バブル呆けした学生でした。会社員になったのは、既にバブル経済が崩壊していた頃です。しかし、まだその頃はバブルの余韻がありました。その後長く日本が低迷するなんて思ってもいませんでした。
日米の金融政策から端を発したような株式市場調整ですが、短期の調整で終われるのでしょうか。相場の変わり目なんでしょうけど、大統領選挙の年のアノマリーでは、ここで終えるという事はないと思うのですが、潮目が完全に変わったようにしか見えないんですよね。アノマリーはあくまでアノマリーであり、法則や定理のような証明されたものではないと言われてしまえばそれまでなんでね、今回は一旦引き上げるべきなのかと思ってしまいますね。これまで買いサインであった景気減速指標が、まともに悪材料視されるようになってしまいました。このブログでも再三指摘したと思いますが、景気が良い数字でないにも関わらず株は金利低下を評価して、主にハイテクを買いまくりました。ところが、決算が少し厳しそうとなると、途端に売り浴びせになったんです。要は、企業業績があっての話というように正当化した株価にしたかったのでしょうが、それが効かなくなるとどちゃっと売りを浴びせるわけです。不思議なのは、ここまで売られる必要はないはずが、想像以上に暴落したことです。コンピュータの機械的な仕業と言えばそれまでなんですが、そもそもそのコンピュータを制御しているのは誰なんだって事です。それすらコンピュータなんだとしたらですよ、最早制御不能なコンピュータに市場を任せているという事になります。そんなの必要ですか、必要ないでしょう。たった一日、精々二、三日でここまで、要は直近高値から1万円も下がる材料ではないですよ。じゃあいくら下げるのが「適正」なのかと問われそうですが、そんなの愚問ですよね。具体的にいくらなんて常にないわけで、適正な価格というのは、何を物差しにするかでも変わってしまいます。よく言うPERやPBR、他にも沢山あります。そんな屁理屈を言い合う為に言ってるわけではなくて、要はやり過ぎは誰かが仕掛けたからこうなっているという事です。誰かって? そんなの大手機関投資家、その中でも価格決定権や主導権を暗黙のうちに持っている連中になるわけです。はっきり言えばブラックロックなどの超大手ですよ。例えばですよ、日本のメガバンクが日本株をあんなに下げさせると思いますか? やろうと思っても無理だと思いますが、まずやらんでしょう。じゃあ、個人投資家の皆さんが大量の売り注文を出したのでしょうか。個人投資家の大多数は、昨日など見てるだけが大半なはずです。中には逆に買い注文を出した人もいるんじゃないでしょうか。信用取引をされている方は厳しい結果となったはずですけどね。なので、超大手がコンピュータのせいにして、実際には日本株のスケールを熟知しているにもかかわらず、大量の売り仕掛けを断行したんですよ。もっとも上げてきたのも彼ら中心なんですけどね。果たして、今日の日本株はどうなりますかね。先物は少し戻しそうな気配を見せたいますが、その見込みは引けまで続くのでしょうかね。
せっかくパリオリンピックが開催されて、選手の皆さんの精一杯の躍動を見れる時期なのに、こんな相場を演出しやがって、本当に欧米人の、特にウォール街の連中の汚さには反吐が出ますね。そう言えば、例の開会式の模様にしても、凡そマトモとは思えない演出があったようですね。そろそろ日本人は彼ら欧米人の本当の姿を、世界の支配構造を理解するようにしたらどうですかね。本当の事を知ったら、戦争になるのかもしれません、先の大戦のようにね。日本人はダメだと言われてますが、真実を知らされてないだけです。
さて、今日も暑い日となりますが、健康管理には注意して過ごしましょう、それでは。