おはようございます
昨晩の米国株式市場は小動きとなりました。
NYダウ -81.33 39431.51
NASDAQ +47.37 16388.24
S&P500 -1.26 5221.42
VIX指数 +1.05 13.60
原油 +0.88 79.14
為替 156.21
週明けの日本株は力無い感じでしたね。そろそろ息切れ気味になってきたのでしょうか。日経平均の1株当たり利益は減ってきているようですね。業績が伴わなければ下がるのは至極当然なので、何も驚く話ではないです。でも、だとすると日本株は暫くの間調整相場となるのでしょうか。ある程度米国株の影響を受けるとは言え、日本固有の相場で言えばもう少し上がるかと思わないでもないのですが、もし日銀が利上げを考えているなら話は別ですかね。シナリオとしては利上げ懸念で銀行以外は下げて、利上げはないと分かったら買戻しで上げるみたいな感じも考えられますかね。
米国株式市場は消費者物価指数待ちで動けないという事でしょう。消費が旺盛なのか、そうでもないのかは、金利に大きな影響を与えます。そんな重要指標の発表を前にしてはとても活発な売買にはなりません。ただ、最近FRBや金融機関の発言が増えていて、利下げの方向は変わらないが、実行するのは後ヅレしそうなんて話になっていますよね。相場はそんな感じで動いているのかなと思いますね。
為替がまた156円台に乗せてきました。やはり介入は大した効果がない上に、むしろ良い買い場とされてますね。もちろん財務省・日銀も分かってやってるわけですが、では何故それでも介入をするのでしょうか。一つにはやった感を演出する事です。何もせずにいたずらに円安が進行すれば、そりゃあに言われるか分かりませんから。もう一つは逆説的になりますけど、意味のない介入をする事で、これは意味が無い事を知らしめる目的があるという事でしょうかね。インフレは続きそうであり、早晩金利は上げていかないと更に円安は進んでしまう。だけど、本来的には日本経済がまだ弱いので、金利上昇はかえって景気悪化を招いてしまうという意見も根強い。だから、敢えて介入する事で利上げやむなしと思わせるという事ですね。今の為替相場を見ると、日銀が利上げをすればかなり円高となるでしょう。もっとも、一度でも利上げに踏み切ると、予想されるのは利上げは続くであろうという事です。大抵の場合、一度舵を切ると、そちらの方向へ行きがちなんですよね。だから、最初の利上げは慎重になるんです。逆に、反動的に一度行うとその後何度も利上げとなる可能性が高くなるんですね。なので、いつ日銀がカードを切るかは、ここもと注目されるんだと思います。
昨日は一日中雨でしたね。私は通勤以外は外に出なかったので、被害には合わないで済みました。今日は朝から雨も降らず、日中は暖かくなる予報でした。この時期はやっぱり晴れてほしいです。あと1ヶ月もすれば「梅雨入り」しますからね。雨も嫌ですが、暑く汗ばむのも嫌なんですよね。ワガママなんですが、皆んなそんなもんじゃないですかね、それでは。