株歴30年生の雑感ブログ

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米国株は反落

おはようございます

 

昨晩の米国株式市場は反落となりました。

NYダウ   -143.22   33886.47

NASDAQ      -42.81            12123.47

S&P500        -8.58                4137.64

VIX指数        -0.73                    17.07

原油             +0.52                   82.68

為替                                       133.75

 

金利は小幅ながら低下したのですが、為替はドル高となり、株価は下げました。何となくですが方向感の乏しい展開だったようですね。景気もインフレも少しだれ気味な動きだったのかもしれません。しかし、あまり意識しすぎるとかえって分からなくなってきますよね。

そんな中で気を吐いたのがJPモルガンチェースでした。2023年の1~3月期決算が前年同月比で52%増だったことが材料です。まぁ当然の結果ですけどね、株価は約9%強上昇となりました。それにしても洋の東西を問わず銀行という所は金利が上がれば決算は確実に上がりますね。ただし、貸倒引当金を相当額積み増しているので、銀行としても融資に占める不良債権化の懸念は相当予測しているということですね。それでもJPモルガンとしては四半期ベースでは過去最高益をたたき出しているとのことで、見方にもよりますが、素晴らしいというべきなのか、どんだけアコギなのかと見るべきか分かりませんね。金利が上昇したとはいえそれを素直に貸出金利に反映するという事は、仕事上当然くらいに考えているのでしょうが、それを払うのは借りた人なわけで、これだけ景気が悪化している中で相当な額の金利を支払う身になってみると堪らんでしょうね。いつもそうなんですが、景気が悪化する前ってむしろインフレな状態で、だから金利も高いのですが、そうなると破綻する人が増えてくるんですが、そんな時に元締めと言っていい銀行が最高益を出す、理屈は分かっても内心面白くないと思いますよね。それでも、暴落して大幅に損が膨らむよりはマシなんですよね。

さて、週末となりました、あいにくの雨ですが明日は晴れるようです。でも黄砂がまた来るとかこないとか言われてますから、外出時の際はマスクなど携帯した方が良いと思います、それでは。