株歴30年生の雑感ブログ

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米国株は強そうだけど、、、

おはようございます

 

先週の米国株式市場はそれなりに上昇しました。そしてアフターマーケットでもその勢いは続いているように見えます。金利は下がっているので、上昇する事については一応の理屈は成り立っていますが、金融不安は既に過去の話となったのでしょうか。一説には、米国の中堅・中小銀行の預金はまだ垂れ流しの状態だと指摘する向きもありめす。本当のところというのはいつも不透明なんですよね。いつも思うのですが、その時々で知りたいと思う事柄があるんですけど、そうした事柄についていつも本当のこと、事実というものは分かりにくいんです。人間は分からないという事が最も不安になる動物です。リスクのある各種投資案件には、それぞれのリスクリターンが存在しますが、どれを取っても分からないという事が憶測を呼び、判断を間違える事に繋がっているんですよね。もし、皆んな同じ速度、同じタイミングで不明な点が解消されるなら、投資判断について大きく間違えなくなりますね。だとすると、逆に皆同じ方向となり、相場として成り立たなくなるという事も極論としてはあり得ますけどね。勿論、一つのことについてだけでも、人それぞれ解釈は異なりますので、買いか売りかの判断が真逆となる事もあります。しかし、より真実に近い所を押される事ができた人が判断を間違えないはずですので、これからも様々な情報には気を付けていきたいものです。

米国株式市場は、私の目からはまだ本格上昇は難しいと見えています。やはり景気が良くなるには銀行の状況が良いことは最低限だと思いますし、そもそもFRBはまだインフレ抑制姿勢を変えていません。市場でいくら外野がインフレは収まりそうだとか言ったところで、中央銀行が姿勢を変えなければ基本的な高金利状況は変わらないですからね。むしろ、今後の統計などの話によっては更なる利上げも予想できます。ただ、いい意味で利上げが正当化されるならまだ良いのですが、景気が悪化し始めて、利下げなどが取り沙汰されると状況は一変するかもしれません。というか、それこそがリセッションとなるわけですが、その前から株は下がり始めるはずなので、どこで踏ん切りをつけるかが今後の最大の問題でしょうね。ですから、意外とインフレを克服し株価上昇となるのか、一般論通り下落するのか、よく見ないとダメですし、基本は売り上がり姿勢でいくと以前も書いたと思いますが、その線で行こうと考えます。

さて、プロ野球も開幕しMLBも始まりました。そして今日から新年度となります。新入社員の方々も今日から新社会人ですね。よい人生を歩んでいただきたいものです。まだ朝方は肌寒いですが、日中は暑いくらいですね。体調管理には十分に気を付けてください、それでは。