株歴30年生の雑感ブログ

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外壁・屋根塗装業者って

おはようございます

 

比較的過ごしやすい週末となりました。この土日は我が家にとって少し事態が動いた週末となりました。と言いますのも、一軒家に住んでおりますが、住み始めて14年目となります。そろそろ外壁や屋根のケアをしなければなりませんので、業者を選定しておりました。2社の見積もりを検討していたのですが、見積書の書式や項目は一緒なんですけど、金額が少しずつ違っています。その結果、同じような作業工程なんですが、費用は20万円ほど違うんです。その差は何だろうと、自分でネットなどを見ながら独学で調べてみました。そうしますと、やはり塗料やコーキング材の質の差が殆どになります。それだけなら大して問題ではないのですが、片方の業者さんは上塗りの塗料を3缶とし、しかも「目安」としています。見積もりをいただいた時には、追加請求などは無いとの言をもらってはいるのですが、それにしても3色塗をお願いしているんですね。そうすると各色最低1缶ずつは必要となります。外壁の主要部分は白なんですが、もう一方の業者さんは白3缶他の色を1缶ずつと明記していて合計5缶と記載しています。普通に考えて各色1缶で足りるとは思えません。しかも下塗りは両社とも2缶と書いてあります。となると上塗り用の塗料はどうしたって白が不足するという事になりますよね。ただ、もし良心的でない業者だった場合、塗料を薄めて使う事で1缶で足らしてしまう事もあり得るらしいです。となるとどうなるか、当然ですが汚れが付着しやすくなったり、塗料の持ちが短くなったりします。そして素人目には、塗った直後では薄めて塗ったかそうじゃないかなど見極められないと言われました。さらに、プロでも仕上がった状態では分からないとも言ってましたね。つまり現場を抑えない限り、というか「1缶で済ませた」と業者が言わない限り、お客さんを含めて誰も本当の事は分からないという事です。そんな業界なんだということらしいのですが、だったら自分でやるという手もあるのではとも思いましたが、足場や養生などの段階で調達する事が一般人では難しいし、ましてや洗浄したり下塗り・上塗りなどを全部自分でやるなど事実上現実的ではありません。職人の費用などが浮くよりも、全て自前で調達したり依頼したりする費用の方が当然高くなるでしょうね。なのでどこかの業者に依頼するしかないのですが、我が家はネットで「優良業者」を紹介しますというヤツに依頼しました。すぐに返事が来て自宅周辺の3社を紹介してくれました。当然ながら3社とも日を待たずに訪れてきて調査をそれぞれ独自で行い、1週間から10日間で見積書を持ってくるとおっしゃいます。しかし1社はその後なんの連絡もないんです。不思議に思い、他の2社の方にその事を言うと、1社の方はそういう事はあるようですと平気な顔で言います。もう一方の会社さんは「そんな事あるんですか?」と訳が分からないと言った体で不思議がっていましたね。まぁ普通に考えれば現地調査をして、自分の所が選ばれる可能性は十分にあるのに、調査後何も連絡すらしないなんて、だったら来た分だけムダになるじゃないですかね、お互いにね。仕方がないので2社さんの見積もりを見比べたわけですが、そこで上記のような相違が見られたというわけです。そうなると確りと見積書に記載している業者さんの方が優良業者に見えてきます。ただし、工賃は優良業者さんの方が1割以上高い金額なんですよ。安かろう悪かろうでは困るものの、優良であればいくらでも良いというものではありません。仕事が確かで使う材料も良い物を使ってもらった方が良いに決まっていますが、価格差分の違いがあるのか、それともそれはそれでぼったくられているのか、そうした事が素人には判断つかないじゃないですか。ネットで調べた限りですが、見積書や契約書に事細かく書いていない業者は止めた方が良いとも書いてあります。何故か、書いていない事はやらなくて良いという事、逆に書いてあるのにやっていないならそれは業者の落ち度になるという考え方なんですね。なのでどのような作業をするのか、どんな材料をどのくらい使うのかなどキチンと書いている業者を選びなさいとありました。当初、私はどうせ相みつ取るんだから、書いてないなんて無いだろうくらいに思っていました。しかし前述したように、実際に書いてない業者はあるんです。ただ、書いてあるのか書いてないのか、ぼーっとしてると見逃してしまいますね。やはり作業工程があり、そこでどのような作業をするのか確りと確認し、その作業では何をどのくらい使用するのか、それらの金額はいくらなのか、そうした事を確認するのはあくまで依頼するお客さん側になるんです。だから見積書を見るまでに、どこをチェックするべきか知らないと良いように持って行かれます。悪徳業者とまでは言いませんが、お客さんが知らないという事を良い事に、安く仕上げる的な見積もりを持ってきて契約を獲ろうとする業者は沢山あるという事が分かりました。という事で我が家はたまたま自営でやっている方にお願いする事になったのですが、色々と業界の事や近隣の業者さんの事にも詳しい方があ~でもないこ~でもないとしゃべりつくしていきましたね。それでも話に一貫性があって、信念もってやっているような感じには見えましたので、あとは信じるしかありません。会社の住所を自宅にしているので、逃げることもできませんと言ってましたが、まぁお願いしてみようかという事になりました。来月上旬には工事開始となるため、慌ただしくなりますが、家が綺麗になるのは嬉しいですね。

さて、今週も始まりました。2月が終わり、決算月・年度末となりますのでまた一段と発破がかかる事でしょう。嫌ですねぇこの慣習はね。でも利益を追求するのが民間企業の社会的使命ですからね、来季に向けた準備もありますが、まずは結果を残していきましょう、それでは。