株歴30年生の雑感ブログ

株式相場と資産運用と転職の雑記ブログかな

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不景気の利上げは株高?

おはようございます

 

昨晩の米国株式市場は反落となりました。

NYダウ   +6.92            34092.96

NASDAQ        +231.77          11816.32

S&P500          +42.61           4119.21

VIX指数          -1.52                   17.88

原油               -2.03                    76.84

為替                                         128.86

 

テレ東の番組で「陰謀論」についてどこぞの大学の先生を呼んで講義みたいにしゃべってました。陰謀論を基本的には否定する立場でしたね。でも見た感じですが、本当はあの先生が最も陰謀論好きなタイプに見えました(笑) 陰謀論者の特徴みたいなものも5つ挙げてました。イチイチ全部は覚えていませんが、間接的にそれらの特徴に当てはまらない人は陰謀論者ではないかのような印象操作をしていましたね。多分ネタがないから急ごしらえでこんな話題で時間を繋いだって感じもしたんですが、流石に極端に異端児扱いすることは避け、5つある選択肢の中で「普通の人」でも一つくらいは当てはまる事はありますよねぇ的にお茶を濁しつつ、そうは言ってもそんな事ないですよねぇ的な感じを醸し出していました。ゲストコメンテーターも表現しづらそうな感じで、「そんなんなんだぁ、へぇ」みたいな反応に終始し、何なら「そんな世界もあるんだぁ」みたいにして目をきょとんとさせている輩もいましたね。問題は、あの安倍元首相の暗殺も陰謀論にしようとしているということです。スナイパーがいるという陰謀論だそうです。山上氏が犯人であるとするメディアに対抗しようとする人は一様に陰謀論者とレッテル貼りをするんですよね。そして自分達も何も立証しないのに、自分達が主流であり、異なる事を表明する者は何か狙いがあるみたいな扱いをするんです。安倍さんの件にしても、引き合いには出しますが、ではスナイパーがビルの屋上から撃ったとする説を合理的に否定したのかといえば、そもそも何も論じていません。でも、その話をするだけで陰謀論者なんです。陰謀論者も怖いですが、それ以上にマスコミの洗脳的偏向報道は怖いですね。

さて、注目のFOMCがつつがなく執り行われました。皆様の予想通り0.25%の利上げとなりましたね。1月のISM製造業景況指数は予想をも下回る数値となった事もあり、金利は低下、株価は上昇という話になりました。製造業の景気が良くないのに、金利が上がらないから株価が上がるという最近の傾向のままの上げですね。こんな事がいつまで続くのでしょうか。これから景気が悪くなる事がほぼ確実視されているのに、金利が下がる事のみで株式市場全体が上昇できるのって不思議でしかないんですけどね。米国という国はレイオフほ当たり前の国ですから、大企業から零細企業までどこも人を切ることで合理化ができます。あぶれた人はまたどこか別の所で働くようになっていくんですが、所得がなくなるし、金利は高いし物価も高いわけですから、景気が悪くなって当然ですよね。にも関わらず株高は金利が上がらないだけで上昇できるというのが私には異常値にしか見えないんですよね。理外の理という言葉はありめすけど、こういう事に使う言葉ではないと思いますし、あれだけクレジット残高が膨らんでいる事などについて危機感を持たない感じなのがホント不思議なんですよね。「フェドには逆らうな」という言葉があるようですが、FRBはまだ金利下げの議論は時期尚早としているはずです。近い将来、手痛いしっぺ返しを受けるのではないかと心配ですね。

さて、2月に入り冬もど真ん中となりますね。一年で最も寒い時期ですから、風邪など召さぬよう気を付けてお過ごしください、それでは。