株歴30年生の雑感ブログ

株式相場と資産運用と転職の雑記ブログかな

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雇用統計は重要指標じゃないの?

おはようございます

 

昨晩の米国株式市場は買戻しの展開となりました。

NYダウ   -34.87    34429.88

NASDAQ     -20.95           11461.50

S&P500         -4.87              4071.70

VIX指数      -0.78              19.06

原油              -0.88                80.34

為替                                       134.32

 

注目の雇用統計はADPの結果とは真逆となり、予想を超える雇用者数となりました。11月の非農業部門の雇用者数は前月比26万3000人(予想は20万人)増え、失業率は変化なく3.7%でした。また、平均時給は前月比0.6%上昇した模様で、市場予想(0.3%上昇)よりも強い数字となりました。この結果を受けて米国株式市場は定石通り下がったのですが、10年債が買い直されてからまた利回りが低下、つまり債券が買い直されてくると株価も戻すという展開になりました。なんでも、FRBが利上げペースを減速させるとの見方は変わらないとかいった人の話をきっかけにして下値で買いが入ったとか言ってましたね。でも、それだと何で雇用統計に注目したんでしょうね。昨日までは雇用統計に注目なんて言ってたのに、結果は予想を超えて雇用者数が強い数字だったのに、何で買戻しされるんでしょうね。だから米国株って言い加減なんだよなって思うんだよね。パウエル議長がちょっと利上げペースを緩めようかなって言っただけで700ドル強も上げといて、そう出来なくさせる雇用統計の数字が出てもその時一瞬下げると、はい、調整終わりって感じで買いだすでしょ。債券市場も全く同様で、時給が予想以上に上がっていて、雇用者数が予想よりも多かったにもかかわらず「FRBのスタンスは変わらない」って話になって債券が買い直されるっておかしいと思うんだよね。それが相場だって言われてしまえばそれまでなんだけどさ、注目して逆の数字が出ているのに、相場は統計の結果とは逆に動きているように見えるんですよね。あの数字は大したことなかったんでしょうか。その程度の違いは誤差の範囲であり、FRBのスタンスを変えるようなものではないと断言できるのでしょうか。パウエル議長が雇用統計の数字を予め知っていてあのような発言をしたというのであれば分かるのですが、そうでもなければそれなりにサプライズな数字ではなかったんでしょうかね。しかもFRBのどなたも何も言ってないですよね。まぁ自分の当てが外れたから面白くないという気持ちはあるんですけど、そんな気持ちは置いたとしても、何かこう違和感を感じてしまうんですよね。

そして為替も同様に動きやすいように動いている感じです。何だか知らんけど急に動きが大きくなってますよね。そういう時は一喜一憂してはいけませんが、もたもたしていてもいけません。ぼ~っと生きてんなよってって感じでしょうか(笑) むしろ為替の方が変化率というか行き過ぎ感は大きい気がしますね。ということはチャンスもあるという事ですかね。ま、チャンスかピンチか分かりませんけど、今を生きてるってことで楽しく運用していきたいですね。

流石に12月に入って寒さも冬らしくなってまいりました。暑いのも嫌ですが、寒く乾燥しているのも厳しいですよね。この土日はまあまあの天気のようですが、年末に向けて早め早めに仕事をこなしていきたいものです、それでは。