おはようございます
昨晩の米国株式市場はマチマチな展開となりました。
NYダウ +152.97 34347.03
NASDAQ -58.96 11226.35
S&P500 -1.14 4026.12
VIX指数 +0.08 20.50
原油 -1.66 76.28
為替 139.12
今日も朝起きてテレビを付けると、米国の年末商戦がスタートしたと報道されてます。毎年のことなので、そう驚くことでは無いのですが、それにしてもアメリカ国民の購買意欲の旺盛さには少し驚きをもって見てしまいます。多分、インタビューに答えた買い物客はそこそこ中流家庭の方なのかもしれませんが、来ているものはそこまで高給なお召し物ではないし、購入されていた物も高級品というわけではありません。それでもこれまで買い物を我慢してきたので、今年は買いますよと言っているんです。そんな人たちがいる一方で、クレジットの残高はかつてないほどの額になっているという話も出ていますよね。年末商戦に限ったことなのか、インフレが賃上げを呼び懐が温かいのかは分かりませんが、商戦はそれなりに堅調な状況と予想されてますよね。でもそれだって先日のモーサテでは、既に衣料品などは在庫が積み上がっていてこれからドンドン値下げされていくので心配だとも言ってました。じゃあ、クレジットの額がリーマン越えだとしても、借金できる限界値が格段に高くなっているとでも言うのでしょうか。もしそうならクレジットを使っている多くの方はまだまだ破産などしないということになるんですかね。だとしたらこれまで危機管理の一環として色々と警戒してきた事は杞憂となるのでしょうか。不動産市況は思ったほど悪化しませんし、GDPの7割を占めるとされる個人消費が賃上げのお陰もあって堅調であり続けるのならば、株式市場はそこそこの金利高を受け入れて上がっていってしまう事にならないのでしょうか。住宅ローン金利は30年固定金利で7%を超えるそうです。さすがに住宅価格は全体としては下がると思いますが、それでも初めて家を買われる方は別にして、既に何棟も住宅を保有されているお金持ちさん達からしたら、資産は増えた事でしょうから、そのうちの1つや2つを売却し売買する事は全然可能ですよね。そんな需要も考慮すると意外と経済は順調な推移をする事もあり得ると思うのですが、やはりお花畑的な発想なのでしょうか。悪い面に確りとフォーカスし対処する事は大事なことですが、悪いように見すぎると投資タイミングを逸してしまいます。相場は総悲観の中で生まれると言いますが、あれもこれも心配だと言っている時が実は買い場だったりもします。その意味では9月30日の安値後の翌日の大反発が買い場だったのかもしれませんね。まだ結論付けるのは早いのかもしれませんが、もしかすると買い場を逃してしまったのかもしれません。そこら辺も来週以降の指標などの発表待ちとなる感じですが、微妙な展開となってきそうな雰囲気を感じます。この土日は確りと情報収集もしつつ、確りと心身も休めたいですね、それでは。