おはようございます
昨晩の米国株式市場は感謝祭で休場でした。
NYダウ
S&P500
VIX指数
原油 +0.02 77.96
為替 138.53
米国は感謝祭でお休みですね。実は「感謝祭」という言葉でフッと昨年書いた日記のことを思い出しました。で、自分が書いた昨年の同じ頃のを見てみました。感謝祭とは何かを簡単ですが解説していました。そうですよね、感謝祭は、何に感謝するのかと言えばアメリカに元々いた原住民を称えるために出来たんですよね。ただ七面鳥を家族で食べるだけじゃないんです。日本も同じような時期に「勤労感謝の日」を迎えます。原住民を称えるわけではありませんが、本来は「新嘗祭」と言ってましたよね。収穫を祝い感謝する事が目的ですから、働く事で糧を得ると言う意味で感謝するという意味は同じですね。そう、最近は感謝する気持ちが少し希薄している印象がありますね。アメリカではハロウィンやクリスマスよりも感謝祭(Thanks givingDay)の方が本来重要なものだと聞いたこともあります。最近はインフレに悩まされるアメリカですが、それでも家族や周りの人達に感謝して過ごす日常はあるのでしょうかね。むしろ、「金だけ今だけ自分だけ」がウォール街の合言葉なんて揶揄されてたりしますけど、世知辛い世の中は感謝という言葉が無い世界に見えますし、むしろ何に感謝するのかの方向性が問題かなとも思います。とは言えですね、好き勝手やっていて、それを分かっていながら図々しくも押し通す上司や、人を恫喝して自分の地位を保とうとする輩、それを見て見ぬふりする者、などね、感謝なんて話とは真逆の状況となっている我が職場は改めて感謝するという気持ちを持つ必要がありますね、お恥ずかしいですけどね。
さて、米国株式市場ですが、やはり私にはしっくりこない相場付きに見えて仕方ありません。インフレが緩和されると金利上昇も緩和される、たったそれだけで万事OKみたいに上がり始めてます。そこまで単純なものかという事と、債務は急増しているんですよね。そうした事には触れないのでしょうかね、プロの投資家は皆んな既知の事のはずです。取り敢えず上げとこって理解で良ければいいんですけど、まともに上に行ってるとしたらおかしいんじゃないんですかって話です。それとも今はそうかもしれませんが、これからインフレが解消されて、債務も激減していくという事が分かっているとでもいうのでしょうか。総悲観したいわけではありませんが、10月以降の上げは少し大袈裟に上げてないかいって思います。
また、その意味では円ドル相場も同じなんですが、このまま円安修正からの円高相場へ転換するのでしょうか。日米金利差がドル高のきっかけであったことは事実だと思いますが、それだけがドル高の理由ではありません。日本の状況が目に見える形で悪化していることも、国力の低下として円が売られる大きな要因であるはずです。それとも日本はこれから円が買い上げられるほど素晴らしい国となるのでしょうかね。とてもとてもそんな風には考えられないですけどね。もっとも米国もインフレがこれで終わったなんてとてもじゃないですが言えるものでは無いと思いますのでね、早晩ドル高相場へ回帰すると思われますね。
今週は水曜日が祝日でしたので、今日が週末という気持ちが薄いのですが、それでも週末です。明日土曜日は、またもや生憎の天気となるようですが、心身ともに休むには良い機会と考えて体調を整える日にしたいと思います、それでは。