株歴30年生の雑感ブログ

株式相場と資産運用と転職の雑記ブログかな

MENU

米国株上昇は本物ですか?

こんにちは

 

昨晩の米国株式市場は続伸となりました。

NYダウ   +32.49   33747.86

NASDAQ     +209.18        11323.33

S&P500       +36.56            3992.93

VIX指数       -1.01                   22.52

原油            +2.39                  88.86

為替                                        138.86

 

一昨日の段階で、昨晩の相場は小動きで続伸という風に予想された方は多かったのではないでしょうか。大体こんなもんですよね、週末でしたしね。11月ミシガン大学消費者信頼感指数は、速報値で54.7(予想:59.5、10月:59.9)、1年期待インフレ率速報値5.1%(予想:5.1%、10月:5.0%)ということで、インフレはまだ根強い結果となりました。しかし、そんな事はお構いなしと言った体で、もう利上げはお終い、ペースは鈍化するから株は買っていいよって雰囲気を出しているように見えますね。でもね、私から見ればFRBの演出を含めて、わざとらしい発言などが目立って見えるんですよね。ボストン連銀コリンズ総裁の発言などはまさにその典型ではないでしょうか。利上げを示唆しつつ利上げリスク上昇を警告してるって何なんだって思いますけどね。それと、若干不思議なのは、債券も当然ながら経済統計などの数字を気にしながら動くものですが、債券・為替・株価とですね、何か綺麗に連動し過ぎているような気がするし、また大袈裟な値動きに見えるところなんですよね。つまりは、株や為替は動き過ぎな感じだと思うのですけどね。NYダウは特別かもしれませんが、500ドル上がったと思ったら600ドル下がり、今度は1200ドル上がってみせるわけです。いくらCPIが少し予想外だったからと言って動き過ぎだろうと思うんですよ。というのも、リセッションになる前提で金利を上げているわけじゃないですか。だとしたら消費者物価が想定以上に悪化するのは決して良いことではなく、むしろリセッションが想定よりも早まる事を示唆しているという事にならないでしょうか。何だか見ていると、相場はすっかり不景気の株高を謳歌しているようにすら見えるのですが、世の中そんなに甘くは無いと言いたいです。まぁ今のうち戻りを試しながら、12月の指標発表時からの下げる下準備をしているのではと思ってしまうのは偏り過ぎですかね。いずれにせよ、こんな風に上がられると置いてきぼりになる人も多いので、止めてもらっても良いですかって言いたくなりますね。

今日は昼過ぎのアップとなりました。決して寝坊したわけでもなく、用事があった訳でもありません。遅れたのは孫が来ているために書けなかったということです。夜寝付かない、夜泣きもする、その上抱っこだなんだとせがまれると断れないんでね、時間がないんです。これがまた可愛いからついやっちゃうんですよ。ということで堂々の午後になりました。ただ、天気は良いので良い週末をお過ごしになってください、それでは。