おはようございます
昨晩の米国株式市場は反発となりました。
NYダウ +1201.43 33715.37
NASDAQ +760.97 11114.15
S&P500 +207.80 3956.37
VIX指数 -2.63 23.46
原油 +0.42 86.25
為替 140.67
暗号資産はやっぱり凄い動きをしますね。今回は明確な理由があったので、暴落するのも分かるんですが、それにしても動きが早いです。ビットコインは300万円を余裕で超えていたと思っていたら、気がつくと240万円とかになってます。一時230万円、ドルでは15300ドル台があったようです。怖いのは、これら安値から戻しが入っているのですが、またいつ暴落劇が始まるのか分からないところです。そんなに落ちる理由もないとは思ってるんですけど、そもそも素人に分かるはずもない話ですよね。それでも、暗号資産が下がる時は株も下がり気味だと思うんですよ。これからもそうした相関性のようなものがあり続けるのか分かりませんが、株もまだまだ上がれる状況ではなさそうに思います。しかし、株式市場はCPIが下がったからといって大幅高となりました。上がって下がってまた上がってと、毎日乱高下しています。上がっても浮かれず、下がっても悲観せずでいかないといけない段階なんだろうなと思うのですが、昨晩の上げを見てしまうと買わないリスクを考えてしまいます。いわゆる、持たざるリスクなんですが、NYダウで30,000ドルを割れた場面がありました、9月30日頃だったと思います。それが当面の底値となったのか、それともまだ半端な戻りの最中なのかは分かりません。分かりませんが、上がられると当然買いづらくなります。どうしても下を見てしまうと、買えなくなりがちですよね。悪い発想としては、もう一度下がってくれないかなというものです。「もう一回下がってくれたら買うのにな」って思ってしまうことですね。売り時と同じで買い時を外したなら、潔く負けを認めて反対売買するべきなんですよね。でも下手なプライドが邪魔をするんです。「こんなんじゃ買えないよ」ってね。安値をつけた時どんな風に思いましたか?もっと下がると思って手が出なかったんじゃないんですか? 28,600ドル台をつけた時は「とても買えない」と思ったんですよね? で、裏目に出てしまった事が許せないんですよね。でもそんなもんですよね、大きく下がった時に手を出せる人は中々いないし、大抵の底値形成は売り方の買い戻しの買いが作るもんですから。そして、本当に底値をつけたのならダウの水準自体も変わってきます。まずは前回の高値に追いつき、抜いてしまえばダウは軽く40,000ドルを超えて行く可能性は高いのではないでしょうか。そうなら買わなければ儲かりません、しかしそんなに上手く行くでしょうか? 私はどうしてもそこまで楽観的にはなれません。まず戦争は終結していませんし、インフレの元凶はコロナと経済制裁ですね。景気がかなり悪くなるなら、インフレは収まるといいますが、そんな状態にまでなれば企業の決算も悪くなります。普通に不況になって、今度は金利を下げることになりますが、そんな時は株も一緒に下がると思うんです。もちろん金利を引き上げても決算が良くなれるなら問題ないです。でも普通はそれって中々無いことですよね。私はまだ相場は本物ではないと思います。
さて、今週も週末となりました。日曜は雨が降るような事も言われていますが、良い天気のうちに外へ出ていきたいと思いますね。でも朝晩は少し寒いですから、風邪など召さぬよう気を付けてまいりましょう、それでは。