おはようございます
昨晩の米国株式市場は反発となりました。
NYダウ +748.97 31082.56
NASDAQ +244.87 10859.72
S&P500 +86.97 3752.75
VIX指数 -0.29 29.69
原油 +0.70 84.00
為替 147.71
米国株式市場は相変わらず乱高下してますね。NHKの報道によると、アメリカの有力紙ウォール・ストリート・ジャーナルが再来月以降のアメリカの利上げ幅が縮小する可能性があると伝えたことで、利上げによる景気減速懸念が和らいだのが買い注文に繋がったと書いています。これっておかしくないですかね、11月のFOMCで0.75％程度の利上げはあるんですよね、その後の金利上昇が少し和らぐと「景気減速懸念」が和らぐと書いてます。そんな観測が成り立つならそもそも11月の利上げ幅が3回分もやる必要などないはずですよね。金利を上げる必要性が低くなるってことは景気は悪化するという事になりませんかね。このところずっと不思議に思っていたんですが、金利と景気は相互に関連しています。最近の論調はこれを無視しているか、わざと嘘を言っている様に思うのですが、何か私が勘違いをしているのでしょうか。インフレファイター的に、景気に配慮しないFRBの態度が変わるので、金利ばかりが上がる事が無くなるという意味で皆さん仰っているのでしょうかね。だとしたらこれまでの施策はかなり幼稚な策だったという事になりませんかね。FRBの幹部が利上げペースの緩和について触れたみたいなことをイチイチ取り上げられて、そんなまだ不確定な話でNYダウが７５０ドルも上昇されたんじゃ、相場が荒れ過ぎという事だよね。買うにしても売るにしても素人は手を出せない感じになっていますね。でも、過去にも何度かこうした「素人は手が出せない」と感じる時があったと思うんですよ。だって素人は自分自身の経験という、とても拙い感覚だけでしか物事を判断する術がありませんからね。私もこれまで、数々の「分からない」を経験してきましたが、結局その時が過去になって振り返ると、「あ～あの時はこうすれば良かったんだ」って思うくらいでしたからね。もちろん、後からですけど、数字的な事実も見ますよ。だけど、結局、今はじゃあどうなのって言われると、「分かりませ～ん」と答えるしかないんですよね。売り方・買い方それぞれお金がいくらかかっていて、要反対売買の玉はどのくらいとか、S&P500 でいくらの水準だとどれくらいオプションの売りや買いがあって将来のどの時期にどのくらい決済が待っているかなど、数字をきちっと調査していけば、それなりに売りと買いの状況は分かると思うのですが、でも結局それは政治的発言や外部要因の変化などで状況はすぐ変わってしまいます。そうしたお金の流れなどを自分の出来る範囲でやろうとしても限界もありますし、その限界はかなり低い位置でしかないです。なので調べることをしないという事なないのですが、それでも近未来を予測する事はかなり難しいですよね。ましてや連銀幹部の発言だってだけでこんなに動かれたら、これは逆に下がってもですが、付いて行く事は出来ないですね。でも、話は戻りますが、「素人は手が出せない」相場のときって大体はまだ下がるんですよね。結局のところ、その素人も感じてはいるんです、下がるってね。でもどこかで上がって欲しい、もしくは下がる時の心構えが無いので見えなくなるんですね。もう少し冷静になって見れる技術が身に着くと違ってくると思うんですが、中々そこまでね、なれないですよね。もっとも、本当に悩むんだったら一旦撤収で全く問題ないと思いますけどね、そう、無茶はしない、これで良いと思います。特に今の相場は難しいですが、幸いにしてまだ完全に相場は立ち上がり、これから乗ったんじゃもう手遅れだって話ではないですから。チャートなんかも日足ではなくて月足で見てみる方が、中長期投資には向いています。その長めの指標が転換してからでも遅くはないです。あくまでも中間選挙が全てではなくて、本命は2024年の大統領選挙なのです。それまでに買い場をどこにするかという事なので、今かもしれませんが、そうじゃないかもしれません。そこは各投資家で意見が異なりますので、それぞれのご判断で対応していただくしかないですけどね。
取り留めのない話となってしまい申し訳ないのですが、買う人はそろそろ買い始めているのでしょうね。でもまだ分からないという人は慌てずにじっくりと、でも行く時は素早く動ける用意だけはしておいた方が良いでしょうね。
出は良い週末を、それでは。
