株歴30年生の雑感ブログ

株式相場と資産運用と転職の雑記ブログかな

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米国株はマチマチでした

おはようございます

 

昨晩の米国株式市場はマチマチとなりました。

NYダウ   +137.55     34721.12

NASDAQ     -186.30            13711.00

S&P500       -11.93                4488.28

VIX指数          -0.39                     21.16

原油             +1.81                    97.84

為替                                          124.29

 

金利上昇で銀行株は高めでしたが、ヘルスケアと資源系も強い相場でした。一方でハイテクはこれまで通り金利高で下げとなっていました。何だか少し前の相場に戻ってしまった感があるのですが、そう思うのは私だけでしょうか。ハイテクは弱いですねぇ、金利が上がる以上に良い業績は出せないという事なのでしょうか。それともそれを理由にして株価を下げさせて、あわよくば高度な技術などを安価に手に入れようと企んでいるのでしょうか。と言っても、既に相当高いので、かなり株価が下落しないと驚くほどの金額で手に入れるという事は難しいと思うのですが、それでも名前の通った会社の株でも、高値から6割とか7割下がっているのがごろごろしているんですよね。それでも下がるという事は、それだけ割高だったという事になるのでしょうか。株価って今さらながら幾らが適正価格なのかって難しい問題ですよね。世の中の情勢や景気の好不況、地政学的リスクなど上場会社を取り巻く環境は日々変化していますからね、この価格じゃないといけないという値段は無いですもんね。だからこそ人気投票的なイメージが先行してしまいがちですね。そうすると昨年秋までの上昇相場みたくなってしまいます。そして金利上昇を散々示唆されていながら、ハイテク「人気」が覚めないので行くとこまで行ってしまう事になっていったわけです。誰が悪いということもできませんし、その時はその時の市場参加者が判断して投資してきたわけで、正しいとか間違っているとかではないんですよね。しかし、金利と株価の関係性は皆さんよくご存じでもありながら、実際に金利が上昇してハイテク株は下がってきているにも拘らず逃げられないでいてしまいましたね。やはり気持ちが入ってしまい過ぎると、思考が一方向になりがちになりますよね。偏見とも言うのでしょうか、まぁ偏見の無いという人もまたいないという事なので、株式投資的には上げと下げの両面で常に物事を見る習慣が出来ていなくて、若しくはその時はかけてしまっていたために売らない選択をしてしまったという事になるのかもしれません。株価が下がってしまってから下げた要因分析をしたところで、下がったものが元に戻るわけではありませんよね。という事は上昇期間中にいかに逆を発想しどこまで中立的に物を見れるかという視点が大事なんでしょうね。これからもまだまだ混とんとした相場が続くと思われますけど、様々な事に惑わされずに行きたいものです。

来週からは新任地に着任しますが、さてどんな風になって行くのか期待と不安は年をとっても変わらないものですね、それでは。