株歴30年生の雑感ブログ

株式相場と資産運用と転職の雑記ブログかな

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コロナとロシア問題は織り込んだ⁉︎

おはようございます

 

昨晩の米国株式市場は反発となりました。

NYダウ   +254.47   34807.46

NASDAQ    +270.36           14108.82         

S&P500      +50.43              4511.61

VIX指数         -0.59                    22.94

原油              -1.22                   108.75

為替                                         120.76

 

為替が6年ぶりに120円台に乗せてきましたね。でも6年前って120円の時がありましたっけ???もう記憶にないんですけどね。6年前って2016年ですよね・・・あ、あったね、2015年の年末って125円してなかったでしたっけ!?多分間違いないですよ、その後年明けてからはどんどん円高になっていきましたよね。あ~思い出しました、そしてその後100円近辺まで行きましたよね。今回の円安はどこまで行く事になっているのでしょうかね。130円?140円?それとも200円くらいまで行っちゃうのかな(笑)

まぁいずれにせよ100円を切る円高にはもう二度とならないような感じもするんですけどね。それどころか一旦ドル高相場となったら歯止めが利かなくなるんじゃないかって思ったりもするんですけど、それは大げさすぎますかね。これほど簡単に円安となっているのも世の中インフレだからで、そのせいで米国の金利が気持ちよく上がっているからなんでしょうね。こうなると日銀はどうするつもりなんでしょうか、日本人は物価高でもっと苦しめと言うのでしょうか。それとも日銀の独断で日本国籍保有する人たちに物価上昇分のお金を配ってくれるのでしょうか。会社員の方で、勤め先の会社業績が素晴らしければ、物価上昇分程度の賃上げは期待できます。しかし、日本人は会社員や事業主だけではないのです。リタイヤ組や赤ちゃんからお年寄りまで収入の無い人の方が多いくらいです。そこへきて平気のへーで好きなだけ物価を上げられたら堪ったもんじゃないですよね。その辺の事となると日本の行政や政府は急にだんまりを決め込みますよね。まるで嫌いなおかずが出てきたら急におなか一杯になってしまう子供のようにね。しかし、そんな事が許されてきたのもこれまではまだデフレであり、物を安く買えたからに他なりません。政府が無能でも物価が低く抑えられていれば何とか低所得でも物は買えます。しかし同じものにも関わらず、値段が徐々に切り上がってしまったらどうなるでしょう。考えるまでもありませんが、お金の少ない人からものを買えなくなります。当たり前ですね、ではそれで良いのでしょうか、そうなったのはその人のせいだとでも言うのでしょうか。もちろんそれに一理あるという人もいるでしょう。例えば浪費家とかなんの努力もしていない人とかね。でも殆どの人は同じように生きてきているのでその差は関係ないと思うんですよ。その考えが甘いと言う方もいるでしょうね。そう言う方はほぼ自分はそこそこ上手くいった方なんでしょう。でも残念ながらそれではダメなんですよね。完全な平等というものは無理にしろ、ある程度衣食住足りないと人の心はどうしても荒んできます。そうなれば治安も悪化しやすいですし、決して暮らしていて楽しい状態にはならないと思いますよね。なのである程度の水準は維持していく必要はあると思います。それをどう実現していくは簡単ではないと思いますけどね。でもそれを克服して、大多数の国民がこれからのインフレ時代でも楽しく生きていける世の中を作って行かないといけないのです。そもそもですが、何故人は格差を好むのでしょうか。隣人よりも良い暮らしをしたいとか、同僚よりも出世して優位な地位になりたいとか、その結果収入も格段に増えて他人様よりも良い暮らしをしたいとかね。最近の若い人はそう思わない人が以前と比べてかなり増えてきているようにも感じます。しかし、世界的にはまだまだ人を押しのけて優越感に浸りたいと思っている野心家はけっこういると思いますね。まだ良い意味での野心なら良いですが、人を支配して自分達の思うがままの人間社会にしようとなると話しは変わってきますけどね。ま、人を支配するというのは除いたとしても、やはりそれくらいの気概も無いとダメだって人もいますよね。ほぼ程度問題なのでしょうかね、あんまり人の世話になるのも嫌だし、かと言って人を蹴落としてまで出世したいというのも気に入らないしといったところだと思うんですよね。結局は自分はどうなると幸せに感じるのかってことなんだけども、それが分からないって人は多いんじゃないかなぁ。

話が逸れましたが、米国株は金利上昇を織り込んだと見て良いと思いますので、これから暫くは金利上昇下での株高となって行く事が考えられます。パウエル議長の「米国経済は強い」の連呼によって何かのサインみたいになってしまったかのようです。本来の拡大再生産的な好況ではないはずなんですけどねぇ、論理のすり替えが起こっているのでしょうか。それとも私の認識不足からくる見当違いであり、コロナもロシアも決着はしていないけど、景気は良くなっていると認識しないといけなかったのでしょうか。ただ、これからどれだけ米国株が上がっていけるのか、とても楽しみになってきました。上がる日もあれば下がる日もあるでしょう。それでも結果的に持ち続けたことが吉となることを望みたいですね。でもねぇ、こうして上がっている時は得てして不都合な真実はメディアに上がってこないんですよ。そしていざ買うと何故か待ってましたとばかりに悪材料が出てくるんですよね。そんな経験を幾度となくしてきたんですけど、その度に前回と様子が違うとして、迷っているうちに上がってしまって高いところを買わされる的な感じとなることが多いです。ロシアの債務返済や経済的な打撃はもう良いのでしょうか。資源価格は再度上げ基調ですけど、株式市場は織り込んだのでしょうか。分かっているだけでも未解決な問題はあるんですけど、株は大幅に調整してしまうことはもう無いと思ってよいのでしょうか。状況は左程進展などしていないように思えるのですが、株式市場がこれだけ上がっている事が理解できないでいるんです。先だってNYダウの戻りの目途は34,900ドル前後だと申し上げました。私の稚拙な想定を軽々と超えて、高値更新に向けた展開となってもらいたいのですが、どうなるんでしょうね。

しかし昨日は寒かった!寒の戻りって水準を超えていたように思ったのは私だけでしょうか?やはり毎回書かせていただいていますけど、「油断は禁物」ですよ。寒ければ寒いなりに、暑ければ暑いなりに自分の身体に気を使って上げましょう、それでは。