株歴30年生の雑感ブログ

株式相場と資産運用と転職の雑記ブログかな

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この世は誰が決める?

おはようございます

 

昨晩の米国株式市場は続落となりました。

NYダウ

NASDAQ

S&P500

VIX指数

原油

為替

 

先週の反発が凄かったので、その反動みたいなものだから調整は仕方のないところということですかね。でも何となくですが、昨日は日本の東証マザーズが6.95%も上昇しましたし、仮想通貨も大幅高となりました。ジャスダック指数や東証二部指数もキチンと上昇していましたので、もしかすると相場全体が戻りの相場と言いますか、上昇相場が始まったのかもしれません。よく言いますよね、上昇相場のシグナルは小型株が上がり始める事だって。もしそうならもう買わないといけなくなります。しかしながら、相場が底を打ったかどうかについては、いつもそうですが今が過去にならないと本当には分からない事になります。私は個人的にですが、プーチン大統領が「核」という単語を使った事で、この戦争はほぼ終わりが見えたのではないかと思っています。やはり戦争で核兵器を使用する事は考えにくいです。もちろん絶対などありません、プーチン大統領は焦っていると言われます。戦争をするくらいの精神状態は普通の状態ではありません。もしプーチン大統領が本当に焦っていて前後不覚となっているとしたら、全くありえないとは言えないですよ。人間何をするか本当に分からないものです。ロシアという大国のトップを27年間にわたり君臨してきたある意味孤独な存在の人間にとって、今回の事はむしろNATOにより東方拡大を長期間にわたり実行されてきた被害者的な立場だと思っているという事は十分にあると思います。その限界点がウクライナであり、プーチンというかロシア人に取ってみたらそこはほぼほぼソ連なんですよね。モスクワにほど近い元地元がNATO勢力下になるというのは侵略され続けている我慢の限界を超えることだと言えるのではないかという事です。そしてウクライナ政権は西側寄りの陣営となり、分かっていてNATO加盟申請を目論んだわけですよね。そんな事をしたらロシアが黙っていないという事は十分に分かってやっているということですよ。分からないはずがないですからね。もちろんウクライナ国民の東側の国民もそうしたいというなら本当にロシアと袂を分かちたいということでしょう。しかしウクライナの西側はそうでも東側はNATOにまでは入りたくは無いと思っているのではないでしょうか。本当の事が分からないので、どこまでいっても想像の域でしかないのですが、今後のウクライナの意思表示がどこまで詳細に示されていくのか、東側のドネツクなどが共和国として独立するというのは本当に本心からなのかこれから見ていかないとはっきりしないのではないかと思うんですけどね。

気になるのはロシアに対する制裁がかなりきついという事ですね。SWIFTからロシアを外すという事は以前から話には登っていました。一時期は中国もそうなるのではないかと言われてたことも無かったでしたっけ。基軸通貨のドルを始め、ユーロや円が決済に使えないとなると実際の企業は大変困る事になります。そしてルーブルは当然に暴落します。お金としての信用が低下するからです。あれだけ資源に恵まれ小麦生産でも世界一位であったとしても、ドル決済が出来ないとなるとそのダメージは計り知れません。ロシアの国内が映像に映し出されると、そこには街中でうろつくロシア人たちを多く見かけます。彼らはお金を引き出したり他の通貨へ切り替えたりしてルーブルを手放そうとしているのです。価値の下がってきたルーブルを持っているだけで自分の財産が目減りしていくのですから当然の行為ですよね。このまま貨幣価値の下落とインフレによってロシア経済は詰んでしまうのか分かりませんが、プーチン大統領からしたらむしろ内側からの突き上げの方が怖いのではないでしょうか。そしてもっと怖いのが、プーしhん大統領の被害者意識がさらに増幅し、その恐怖感から「核」を使うという事にはならないのかという所です。人間追い詰められたら何をするか本当に分からないです。プーチン大統領の側近などにプーチンを諫められる人間がいれば良いのですが、下手をすると諫言をしたばかりに消されてしまうことにもなる可能性がありますよね。そのリスクを背負ってまで独裁者を諫めようとするでしょうか、私がその立場だったら躊躇してしまいますね。

そんなことを色々と想定していますと、下がっている米国株を下で買うのか、それとも下落相場の三段目が来ると見越して今回の戻りの目途となる34,900ドル付近で一旦手放すのか、迷うところです。もう少し長い目で見た場合は、それこそ戦争が終結すれば今度は上昇相場が待っているので買っていかなければならないという事だと思います。いずれにせよ「インフレリスク」は厳然としてありますので、その点も考慮しなければなりませんが、それでも戦争が終わるとなれば早く手を出していかないと乗り遅れてしまう事になる可能性の方が高いのではないでしょうか。

昨晩は関東では雨が降ったようです。日本には「雨降って地固まる」という諺があります。ウクライナ問題もそうなってくれれば良いのですが、最悪の状態にはならないように祈るばかりです。もし核兵器を使用されたら・・・私はこれまで生きてきて初めて「核」の恐怖の前にいるんだなって今思っています。とても恐ろしく怖いと思っています。でも自分ではどうしようもないんだなという無力感を感じつつブログを書いています。「大袈裟な」と笑われるかもしれません。でも、気が狂った独裁者だとしたら、それを知っていて西側が煽ったら、満更あり得ないという事もないということにならないでしょうか。いたずらにロシアやプーチンを追い詰めたり煽ったりしない方が良いと思うのですけどね、でもそう思わせる事がプーチンの狙いだとしたらやられ損みたいにウクライナはなってしまいますよね。そこは何か良い解決方法を探っていただきたいと思います。取り留めのない感じの稚拙な文章で恐縮ですが、これでけっこうありのままの気持ちを書いたつもりなんですよね。

さてこの世はどうなりますか、それでは。