おはようございます
北京オリンピックも前半戦を終え、これからは後半戦となっていきます。日本選手の活躍が目立ちますが、メダルを取れた人取れなかった人、また日本人選手だけでなく参加選手皆さんの活躍に敬意を表したいと思います。とは言え、メダルに手が届いた選手の皆さんについては、喜びもまた格別なモノでしょう。それが達成できたことはご自身はもとより、関係者や応援してくれてた全ての人を幸せにするものですからね。一方でメダルには遠く及ばなかった選手、競技で力を出し切れなかった選手などもいたと思います。中には北京まで来ていながらコロナの陽性反応から出場辞退を余儀なくされた選手もいます。本当にそう言う方は無念の思いだったと思います。しかし、まずはオリンピック代表選手であること、そしてその場にいることだけで十分にリスペクトされているという事も忘れないでいただきたいですね。代表にすらなれなかった選手の方々の方が圧倒的に多いわけですからね。やはり夏も冬も国を代表して競い合ってくれる選手の姿は感動しますよ。人間ってこんなことまで出来るんだって思いますよね。カーリングの繊細な技術、ボードやスキーのアクロバティックな体の回転などはダイナミックな人間の躍動を見事に表していると思います。そうした「技」や「スピード」、そして「正確性」と「再現性」と「気概」が一つになり全集中できると何でも可能なんだって感動しますよね。すべてが高度に噛み合わないと出来ないんだなってハッキリ分かりますもんね。そうした人類の運動能力の粋を集めたオリンピックはやっぱり見ていて楽しい催しだと思います。
しかしそんな中なんですが、世界は第3次世界大戦にもなろうかという切迫した状況にあります。オリンピックでさえドーピングや判定疑惑などが散見されるわけですが、そんな事が比較にならないほどの大惨事が起きようとしています。米ロの首脳も戦争は回避したいと本気で思っていることでしょう。しかし、端からしか見れませんが、私の目にはどうしても米国とNATOがけしかけているとしか思えません。と言いますか、どなたかの動画でも紹介されてましたが、今この事態に直接かかわっているもののうち、ウクライナ大統領・米国国務長官などはユダヤ人であるとのこと。全てのユダヤ人が悪いと言っているわけではありません。しかし、何もない人種でもありません。プーチン大統領がダボス会議で明確なメッセージを発した事などっも、巡り巡ってこうした事態に繋がってきたと思うのですが、いかにも何か大ごとに発展しそうな雰囲気を醸し出していますよね。普通にこの話題を調べていると、詳しくない人でもそれなりに情報は集められます。そうした、ある意味中途半端なレベルまでは知り得る一般の人達からしたら、現在は恐怖でしかないのではないでしょうか。そんな状況下で行われているオリンピックは何か別世界を見せられているかのようにすら見えてしまいます、悲しいことですね。
それぞれの立場があり、これまでの歴史を振り返っても双方に言い分はあるんだろうと思いますが、問題はこの紛争を起こすと誰が儲かるのかってことです。戦争は領土問題や資源問題に起因する事が多いと思われますが、仮にロシアが負けるもしくは譲歩するなどとなった場合はどういう事になって行くのでしょうか。天然ガスを豊富に持っているロシアに対して何を課すのでしょうか。そしてそうした「戦利品」は誰の下に行く事になるのでしょうか。さらに突っ込むと、ロシアはウクライナに侵攻しようとしていると言われてはいますが、NATOの拡大がロシアのすぐそこにまで来ようとしている中で、ロシアが何の手も打たない方がおかしくはないのでしょうか。ロシアの主張はこれ以上NATOを拡大するなと言うことのみですよね。つまり戦闘が起こり、ロシアが有利に事を運んだ場合、ロシアは何かを得るまで戦闘を繰り広げるのでしょうか。私が思うには、ウクライナへの関与度が上がるくらいで、欧米諸国の状態が劇的になにか変わるといったことは無いと思うのですが、そう考えるのは無知なのでしょうか。ロシアからしたら欧州各国にこれまで通り天然ガスをいい値で購入してくれればいいだけなように感じるのですが、そんなんじゃないんでしょうか。つまりこの紛争ではどちらが勝っても得られるものがあまりないのではって思うんですよね。ただ言ってみればロシアは防衛戦であり、NATOは拡大戦略の一環であると思うんですけどね。特別ロシアの肩を持つわけではありませんが、ロシアがウクライナを侵略と言うのはちょっと違うんじゃないかなって思ったので今回も話題を引っ張ってきたって感じなんですよねぇ。米国の態度がいつも気に入らないのですが、トランプ大統領は以前からNATOの東方拡大は止めておけと言っていたそうじゃないですか。バイデンになりこんな事態となったんですよね。結局は戦争を起こすべく画策し、マスコミを使ってロシアに非があるかのように演出させ、あたかも「正義」があるかのように見せかけて戦争を仕掛けていくというね、卑怯なやり方をバイデン率いる米国ネオコンがしているという話なのかなって思います。色々と書いてしまいましたが、何を言ってもまずは戦争を回避してもらいたいという事が最優先に求められます。そしてこうした人命にかかわる重要な世界の出来事を、日本のマスコミはもっと大きく取り上げるべきだと思います。さすがにオリンピック期間中とはいえ、ニュースでも「ウクライナへロシアが侵攻」といった一方的な内容でしか伝えていません。ただし、そんなマスコミばかりの中でテレ東BIZで豊島キャスターがロシア側の目線で見たウクライナ問題として唯一取り上げてくれました。テレビ局の制作した番組という意味においては、これまでにない視点での番組制作となりました。しかも歴史的な背景などにも踏み込んだものでしたね。最近のテレビ番組の中では秀逸なものだったと思います。こうした事はいい傾向だと思います。ただ、必ずしも鵜呑みにしてはいけません。とても良かったと思いますが、報道された内容は事実に基づいたものなのかについては慎重に聞かなければなりません。政治的な話や歴史的な話というものは「大体」ではダメだと思います。とは言え私を含め一般人では、何が真実で何が嘘なのか判断できるほどの知識は無いのが現実です。なので言うは易しになってしまいますが、それでも疑問をもったり、出来る限り自分で調べてみたりする姿勢は重要だと思います。でも今回のテレ東BIZは良かったと思います。この様な重大局面で、ある程度中立的な態度でロシア側に立って見てみるという番組を制作し放映するというのは勇気のいる仕事だと思います。今後もこうした番組作りを是非継続していただきたいと思います。
さて、関東はまた雪を回避できたようですね、まずは何よりです。しかし引き続き気温が低いので路面は凍結しやすい状態となっていると思われます。転倒すると大けがに繋がりかねないので、外出や雪かきなどは十分にお気を付けください、それでは。