株歴30年生の雑感ブログ

株式相場と資産運用と転職の雑記ブログかな

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ECB利上げ

おはようございます

 

昨晩の米国株式市場は下落となりました。

NYダウ    -29.79    35897.64

NASDAQ      -385.15         15180.43

S&P500        -41.18            4668.67

VIX指数      +1.28                 20.57

原油              +1.05                 71.92

為替                                        113.68

 

FOMCが無事?終わりました。一昨日は米国株は反発し金利は上昇しませんでした。何となく金利については釈然としませんが、全てが思い通りになど行かないですからね、そこら辺はあまり拘らないで考えて行こうと思います。まぁこれから来年の春にかけての基本的な方針としては、「まだ買える」という事でしょうか。ざっくりし過ぎだろって言われそうですが、米国の中央銀行の姿勢がある程度決まったので、多分金利高にはならないで株式が再度上昇するという事になったのだろうと想定する事にしたという事です。もちろんこれから年末にかけてだって本当は予想すらできないですよ。でもいつものことなんですが、何となくまた上がるような気がしているんですよね。そういう時の予想は何となくその通りになっているので、自分を信じて資産運用に励みたいなって思っています。そんな風に昨晩までは考えていましたが、朝起きて見ると米国株式市場は3指数とも下落していました。NYダウも最後まで頑張っていましたが、引けではマイ転してしまいました。しかし米国金利は上昇していないんですよね、では何で下がったんでしょうか。下げの要因の一つとしてはアップル自身の下げと、そのアップルが他社に依存していた部分の内製化を示唆した事による関係会社の株価下落などが響いたという事があります。しかし全体が下がった理由としては英国ECBの利上げでしょうね。0.15%の利上げを実施する事で先進国のこれまでの異次元の低金利政策に対して明確な態度変更となったということで株価には警戒感が出ているという事でしょう。ロンドンのシティは英国のみならず世界の「金融」の中心なんですね。今や金融の中心は米国ウォール街じゃないのかと言われそうですが、あそこは実行部隊が動くところという感じじゃないですかね。というのも、国際金融資本というレベルの話になるとロンドンが未だに中心であると思っています。よく言うじゃないですか、宗教はヴァチカン、金融はロンドンのシティ、政治はワシントンだってね。共通点はいずれもその場所が特別区であるという事ですね。治外法権なんですよそれらの場所はね。そんな風に書くとまた陰謀論的に捉えられるのかもしれませんが、まぁそう思う方はそう思ってもらえばいいんですよね。私もそう聞いただけで、自身の目や耳で確認したわけではありませんから。ただ、色々と見てきた私なりの見聞からしますと、世界はそのような構成になっていると思うのが最も現実に近い解釈かなって思わされるだけのことですから。何もそういう考え方だけに固執しているわけではありません。英国のECBが利上げをした事とシティがどうのこうのという風に関連付けることもありません。しかしECBが態度を明確化してきた以上、先進国の金利は基本的にインフレ対応していくことがより濃厚となったという事になります。その点を米国株、特に先駆けしていたナスダック系は敏感に反応したというのが昨晩の下落の最大の要因ではないかと私は感じたという事ですね。そして大きな目で見てみると、一色単に「ハイテク」と言っても選別色が強まるのではないかと思っているところでもあります。私は今後WEB3.0世代の銘柄へシフトさせていく事が望ましいかなと思っていますが、何にせよ全体が調整色を強めている時には大体において全部下げますので、そうして下げてくれている時が良い買い場だと思って虎視眈々と狙っていくといった態度で行きたいですね。

さて日本はもう週末となります。本当にあっという間に1週間が過ぎてしまいます。もっと時間が欲しいと思っている方も多いのではないでしょうか。勉強したい事が沢山あったり、年末に向けて忘年会もしないといけません。やることが多すぎてめまいがしそうですよね。そんな時にこそ休日の過ごし方が大切になってくると思います。楽しい週末にしたいですね、それでは。