株歴30年生の雑感ブログ

株式相場と資産運用と転職の雑記ブログかな

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米国株は上昇

おはようございます

 

昨晩の米国株式市場は小幅高となりました。

NYダウ    +64.13   35741.15

NASDAQ      +136.51        15226.71

S&P500        +21.58           4566.48

VIX指数        -0.19                  15.24

原油              -0.07                  83.69

為替                                         113.69

 

米国株は上がるにしても下がるにしてもそれなりにですが理由が存在していると思うんですが、中国株についてはそれらの理由が弱いと思うんですけど、皆さんどうお考えでしょうか。あれだけの問題が国中に広まっているはずなんですよねぇ・・・でも株価指数は、先月の高値から見れば若干調整していますが、問題の大きさと株価の調整があっていないと思うんですよね。なんでこんな堅調な相場が出来るんでしょうか?それとも騙されているのでしょうか。なんでこんなに何でもない感じなのでしょうか。いくら中国人民銀行がコントロールできると言ったって、大小の不動産会社や教育産業などは大きな損害となっているはずですよね。でも株価は大して変わらないんですよ。本当に何でもないのでしょうか?

そして先週の話になりますが、スナップという会社が大幅下落となりました。決算が思ったほど良くなかったという事のようですが、下がった理由は決算よりもアップル社が導入した「ATT(AppTrackingTransparency)」という機能によるものでした。この機能は、昨今個人情報保護の要請が強まっていた中において導入される事になっていた機能のことです。アップルのユーザーが動画などを見る際にユーザーの行動を追跡しても良いかと聞かれ、ユーザーが拒否した場合は企業側はその後のユーザーの行動をうかがい知ることが出来ないというものです。そうなると広告主である企業側は広告戦略を見直す必要が出てきますよね。これまでは事実上勝手にユーザーの行動を追跡し、それらの情報をAIを使って分析し広告を最適化していくように出来ていたんです。それがこれからはユーザーが拒否してしまうと出来なくなるので、消費者であるユーザーに合わせた広告を的確に出稿できなくなるという事になるようですね。個人情報はその個人の財産であるということに則った、アップルの自衛のための戦略という事がATTとなるのでしょうが、これまでの広告の出し方、つまりターゲティング広告がやりにくくなることで、スナップなどのいわゆるSNS企業は収益に影響を及ぼすという事になってしまったわけです。

結局、先週はスナップが目立って下落してしまいましたが、大所のフェイスブックツイッターなども値を下げてしまいました。まぁSNS企業としては致し方ないという所なのでしょうが、もう何か月も前から言われていた事ではあったんですよね。ただ、具体的に決算で数字としてそれが出てしまったので、投資家からしたら「これはマズい」ってなったんだと思います。これからもアップルを含め広告と個人情報については議論が続くと思われますが、個人情報に配慮しながらも最適な方法が出来れば良いですね。

 

昨夜は一時的とはいえ雨が強く降ってました。今朝、明るくなる頃には落ち着いてきたのでホッとしていますが、最近はなんだか雨が多い様に思うんですが、これって気のせいなんでしょうかね。雨は自然のためにも水の確保のためにも大事なんですが、こう毎週のように降られるとまいりますね。とはいえ、今日以降はまたしばらくは良い天気が続きそうですので、また台風がなんて事にならないで欲しいですね。

今週で10月も終わりです、そしてあと2ヶ月で今年が終わりです。泣いても笑ってもあと60日ちょっとで新年を迎えてしまいます。思いっきりやることをやって「稼ぎ」ましょう、それでは。