株歴30年生の雑感ブログ

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米国株は小幅安

おはようございます

 

昨晩の米国株式市場は続落となりました。

NYダウ   -151.69   34879.38

NASDAQ        -38.38           15248.25

S&P500          -20.79             4493.28

VIX指数          +0.84                  18.80

原油                -1.36                   67.94

為替                                         109.72 

 

米国株は高値更新したあとの調整をしつつ、次の方向性を探る動きをしているようですね。かの天才ディーラーと言われたジョージ・ソロス氏が、ある意味謎の寄稿をして物議を呼んでいますね。今月6日でしたか、フィナンシャルタイムスに年金基金は特に中国投資を止めるよう警告し、習近平は分かっていないといったことを書いたようです。まだ全文は読んでないのてますが、意味深な話ですよね。

中国は最近も日経で書かれていたように、ハイテクや教育、そして不動産などへの統制を強めていると言われています。それはあの国ではよくある事でもあるのかなと思えるのですが、ジョージ・ソロスがわざわざ大手新聞社に寄稿してまで、中国投資の中止勧告をするというのはやはりその真相を知りたくなります。

ジョージ・ソロス氏はデリバティブ取引を駆使して狙った市場を暴落させて大儲けするといった、ギリ合法かといった売りの手法で巨利を貪ってきた輩です。「天才」と言われていましたが、実態は果たしてどうかとも言われていますね。今では陰謀論者からはDSの一員だとも言われています。そんな彼が中国を叩く、しかもデリバティブで叩くのではなく、言葉で叩くというね、少し不可解なやり方がひっかかるんですよ。ま、相手が中国ですから、直接手が出ないので相場で叩き潰す事ができませんからね、言葉でしか言えないんでしょうね。

しかし、なんでソロスが今になって法律を作ってでも中国投資を禁止させるべきと言ったのでしょうか。彼らは同じロス茶系ではなかったのでしょうかね。私はそんな感覚で見ていたので、ちょっと違和感がありました。まぁ考えられるとしたら、習近平氏が裏切ったと捉えるのが一般的なんじゃないかとなりますよね。ある程度のなにか約束事のような取り決めや契約かあったのかもしれませんが、それをどちらかが破ったみたいな事なんではないでしょうか。表面的には習近平氏は経済や資本主義が「分かっていない」という言葉を使っていました。これは中国が国としてハイテク株を等を買い支配しようとする動きをとっているという事からきているものらしいです。インターネットの世界は今もなおその経済圏を急激に拡大させています。その美味しいところを自分達のものにしようとしてなりふり構わず株主となっているような事を言ってましたね。中国株の株主構成を確認していないので何とも言えないのですが、それが本当なら確かに分かっていないと言えますね。

しかし、それを言ったら日本はどうなるでしょうか?

例えばGPIFなどは、直接ではないにしろ、その性格は公的なものですよね。その組織が株式などリスク商品の比率を高めていますよね。今のように株式市場が上昇を続けていくなら良いのですが、かつてのように長期下落相場となったら目も当てられないといったリスクを抱えての運用ですよね。事の是非からしたらそれをごく少数の権力者や権力機関が支配的に保有する事になるなら、それは同じ保有する行為だとしても根本的に意味が違うと言わざるを得ませんね。そこを指摘し投資を禁止せよと言ってると思うのですが、その理解で間違ってませんですかね⁉︎

一方で、それが真実でも出まかせでもどちらでもいいのですが、ソロス氏は中国市場で既に空売りのポジションを構築できているという事でもあるのでしょうか?むしろこれまでの彼のやり方からすれば、世界のために言っているとは到底思えないですからね。自分が儲かれば誰がどうなろうとも、例えどこかの国や地域が壊滅しても構わないという人間ですからね、彼は。そんな彼が突然新聞に寄稿するなんて、なんの魂胆も無くするはずがありません。中国の実態にも調査が必要なんでしょうが、まずはソロス氏の身辺調査からでしょうな。そっちの方が余程黒いでしょうよ。これまでも習近平氏の独裁色を強める政治的な画策は批判されてきました。しかし、習近平氏はその手を緩めることはありませんね。着々と彼は支配を強めてきています。そうしないと彼もまた安泰ではないからなんでしょう。

むしろ習氏よりもソロス氏を昔の事まで蒸し返して丹念に調べ直したらいいんじゃないかと思いますけどね。天才なんて言われたけれど、確かに並ではないかもしれないが、天才ではなくて実行部隊の一員でしかないと思いますね。だって資本主義なんだもん、もっとお金持ちがいるくらい彼だって知っていますから。そう言った方々の手足となって儲ける事が彼の仕事だったわけでしょ。だからデリバティブなんかを隠れ蓑にしてあたかもレバレッジを利かせた投資をしている様に見せていたんですよね。本当のところは知りませんけど、裏目に出たらどうしようもない状況だったと思いますよ。でもそうはならない、バックがいてそうなると決まっているから。日本で言えば本間宗久なんかと同じだよね、米相場で自分がお米をたくさん持ってるんだから何とでもなるってのと一緒。だからあのマハティールさんが「金持ちの貧乏人いじめ」だって非難したんだよね。

 

まぁ世界は色々とあって、真相や裏の事なんか一般人には分からないことだらけだからね。考えたって仕方がないんだけど、でもそうした事が僅かな自分の財産にとって大きな影響を受ける事になってしまうから厄介なんだよね。

さて、今週も今日でお終いです、皆さま一週間お疲れ様でした。相場はそれ相当に堅調だけど、日本株は基本的には期待値だけの上昇です。にもかかわらずまた上昇する力があるようなら何かしら力が働いているものと思った方が良いですね。

世の中、株なんか全く関係なく稼いでいる方も沢山いらっしゃると思います。それもまた正解なんですが、株式市場もまだまだ上昇すると思いますので、頑張ってついて行きましょう、それでは。