株歴30年生の雑感ブログ

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NYダウは反落

おはようございます

 

昨晩の米国株式市場は反落となりました。

NYダウ   -269.09   35100.00

NASDAQ     +10.81           15374.33

S&P500       -15.40             4520.03

VIX指数       +1.73                  18.14

原油            -0.90                   68.39

為替                                     110.27

 

休み明けの米国株式市場は、ECBで金利上昇かということで欧州株が下落した事を受けた相場展開となったようですね、要は様子見ということですかね。

 

日本株の勢いが止まりませんが、このまま新値をつけるのでしょうか。世界的な低金利と経済対策期待で、ただでさえ出遅れていた日本株は「さぁこれからだ」と言わんばかりに上がっていくのでしょうか。

問題はまだ何も決まっていないという事ですよね。誰が次期政権を担うのか、その後に解散総選挙はあるのか、大規模な経済対策は実現するのか等々株式市場で言われていることは何一つまだ決まっていません。現時点では全て憶測であり、ただの期待感でしかありません。しかしながら、菅政権の支持率があそこまで低下して求心力を失ったように見えてしまったことで、そこからの脱却が希望に見えるように世論を作られた格好となってしまった以上は仕方なかったのかもしれません。そもそも1年間のリリーフ政権だったわけですが、その中では菅さんは頑張っていた方だと思いますけどね。なんと言ってもオリンピックを実現させたしね。そのお陰で金メダルをはじめ日本に沢山のメダルをもたらしました。日本人の多くが選手の活躍を喜び、精神的に癒やされたことと思います。大会期間中の無観客化は残念ではあったものの、そこまでしても実現させた事が大きかったということです。バッハはじめ、主に米国商業主義的なご都合が多分にあったことも承知しています。真夏の開催の是非もありました。そういうところは改善すべき点だったと素直に認められます。しかし、やるやらないではなく、開催前提で前に進んでいったのは菅さんの功績としなければなりません。批判はあって然るべきですが、功績も認めるべきは認めなければいけませんね、でないと評価する側の能力を問われることになりますからね。

見てください、マスコミ連中を、あれだけオリンピックの開催自体を否定していたのに、メダリストを番組に呼んで称え喜びを分かち合っているじゃないですか。

それってなんなん?ですよねぇ?

そういった節操も何もなく、視聴率のためならいとも簡単に手のひら返ししますよね。そういった連中が世論を作っていることに加担している側なんですよね。呼ぶんなら、オリンピック開催出来て良かったね、でもそのお陰で日本は感染防止に後れを取ってしまったよくらいの論調でないとおかしいよね。賛成していたんならまだしも、感染が-といって危険視していたのはマスコミではないか。

 

今更だけど、だからこそ「マスゴミ」は大っ嫌いだ。

 

さて、降って沸いたように経済対策がでるような話になってきましたが、これって本当に実現するのでしょうか?

もしそうなら、なぜ現政権でやる話にならないのでしょうか?そういうところが信用ならんところなんです。新政権を待たなければ経済対策を打てない、逆に言えば今だと出来ない理由、政権が替わると出来る仕組みを知りたいです。

何でそうなるんでしょうね?

任期満了になり、菅さんが政権を維持する事が困難だからなんですかね。新政権となることで求心力が高まり話が前に進みやすいという事なんでしょうか。なんだか国民受けする事をただ言っているだけにしか思えないんですけどね。

ただし、もしMMT理論的にお金を刷るのであれば話は別になります。というか、そもそも既にお金は紙切れでしかなくなっているんですけどね。元々「金」に交換できる紙のことを「紙幣」と言ったわけでしょ。その役割をあの日に平然と放棄した時点で紙切れにならなければならなかったはずなんですよね。それを無理矢理国力の価値による価値の変換をさせてしまったことで本来の価値によるものではなくしてしまいましたね。だったらそれはそれで「お金」としてこれまで通り通用させるとしたら、MMT理論で充分やっていけることになりますよね。

担保がどうのという人がいますが、国債を発行しようが、それを中央銀行が買おうがそれでいいんですよ。むしろそうした方が本当の意味でお金というものが進化したことになるのではないでしょうか。

まぁ私は経済学とか貨幣論の専門家ではないので、色々と話に欠陥があるんだと思いますが、にしても金兌換券という最大の役割を放棄していて理論も何もないと思いますがね。その通貨を発行する国の国力が貨幣の信用力と言うなら、まずは各国の財政状況や収支状況のみならず、政治状況や軍事力なども考慮されるべきではないですかね。

まぁされてるんでしょうけど(笑)

単に財政だけではその国の信用力を測るには足りないと思うんですよね。かと言って例えば軍事力はあるけど財政は真っ赤っかでいいのかって話にもなるから面倒なんだけど、そもそも侵略されて国が消滅してしまったらその国の通貨なんて終わるんだから、やっぱり総合的な評価態勢となるよね。

だとしたら必要なだけお金を刷れるようになれると言うことでもいいんじゃないかな?

お金というもののあり方などを再考する時期にきているのかもしれませんね。時代が変化すればお金もまた変化するということなのかもしれません。理論と言ったって所詮は人間が作ったものですから、欠陥もあれば価値観も変わっていきますよね。それは決して悪いことではありません。時代の変遷とともにその時代に生きる人々にとって暮らしやすいものになれば良いのだと思いますね。

 

どうなるのが良いかなど私のような一庶民に結論的なことが出るはずもないですが、そんな風に考えるのもまた良しなのではないでしょうか。

むしろ、今回の政治的な出来事や背景についてマスコミ等の表面的な報道に惑わされないこととかの方が重要ではないかと思いますね。自身の仕事だけに終わらずに、しっかりと自分の国のことも見ていかないといけませんね。

 

寒くなってきました。それこそコロナじゃなくても風邪などめされないように体調管理だけは万全な状態で行きましょう、それでは。