株歴30年生の雑感ブログ

株式相場と資産運用と転職の雑記ブログかな

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米国株は小安い展開

おはようございます

 

昨晩の米国株式市場は小幅安となりました。

NYダウ   -74.73    35369.09

NASDAQ     +32.34          15363.52

S&P500         -1.52              4535.43  

VIX指数       ±0                      16.41

原油             -0.87                  69.12

為替                                     109.71

 

昨晩は第一週の金曜日という事で「8月の雇用統計」の発表がありました。

結果は予想を下回るものでした。株価もそれを反映した数字となりましたね。ハイテクが多いナスダックはそれでも少し高めで今週末を終えました。雇用統計も非農業雇用者数は予想値を下回ったとはいうものの、失業率などはそう大きな違いもなく、ある程度妥当な結果ではなかったでしょうか。私から見れば妥当というよりも上手くまとめられてるなと思ってしまう数字としか見えません。メインの数字は予想よりも悪くなっていて、その他はまあまあとなっているんですが、テーパリングを意識するとよく分かります。

パウエル議長はテーパリングを本当はしたくない派だと思っているんですけど、今回の結果はそのパウエル議長にとっては願ったり叶ったりだったんじゃないかってね。景気そのものが後退しては元も子もない、でも景気の勢いが強すぎればテーパリングに踏み込まざるを得なくなります。それは「出来たら」しないで済ませたいというのが本音なのではないかと思うんです。イエレン財務長官とタッグを組んで高圧経済推進ダブルトップを爆走中のパウエルさんはここでブレーキになりかねない金融の引き締めは避けたいですよね。だからテーパリングなどに一定の理解を示しつつも、統計数字の結果で致し方なく現状維持を選択していますというのがほぼベストな解答なのではないでしょうか。

いつの間にかパウエル議長は市場との会話が上手くなっていますね。やっぱり地頭が良いとなんでもできるんですね、羨ましいです。

こんなブレインが米国にはゴロゴロいるんですかね?日本ではどうなんでしょうか?本当は優秀な官僚は日本にもいると思うんです。でも、その優秀な官僚が活躍できる土壌が出来ていないのが現実的なとこかもしれないですね。官僚もサラリーマンという一面を持っています。営業マンのように売上などで評価を単純にできる仕事ではありません。そして、日本人の中でも取り分け優秀と言われる人達だけがいるわけですよね。その中では当然ながら出世競争も行われていることでしょう。何かでヘマをすればライバルに遅れをとります。一つの遅れが致命的になる事もあります。一方で日本の為に、将来の為に尽力したいという思いもまた強く持っていることでしょう。でなければ逆に辞めてもらいたいですけどね。そんな官僚達がその実力を遺憾なく発揮できるのは、本来なら政治家がそうさせるべきなはずなんですよね。しかし、政治家の皆さんは、どちらかというと真逆の動きをしているとしか見えません。官僚を恫喝したり、自分の保身が優先して結局何も出来なかったり、いや、最初から議員になる事がゴールという設定なのかと思える輩もいます。日本や日本人がどうなっても構わないとしか思っていないと思われても仕方ない愚策ばかりじゃないですか。人間にとって生きていくという最低限の必要な食や水が何故他国企業の管理運営下に置かれなくてはならないのですかね。そんなことダメに決まってるじゃないですか。でもそうなっていますよね。今回のコロナ対策でもその傾向は同じじゃないでしょうか。日本人が困るように困るようにワザとしているようになっていってませんか?

ガースーが辞任で株価が上がるって、真面目に考えたら恥ずべき事態なんだけどね。笑いにしている時点でやる気がそもそも無いって言っているようなものなんですよね。まぁ、だからといって泣きじゃくる政治家も大概ですけどね。

立憲の枝野さんに至っては、首相の辞任にあたっても出てくる言葉は批判しかないという重症患者。結局自らの評判を下げるだけにしかこの事を使えないというお粗末な政治家だしね。こうした事を見れば、皆さんも分かりますよね?もう現行の政治や政治家は詰んでるんです。世の中が見通せないし、見通すなんて考えもしていないんです。そう批判すれば、そんなことはないとムキになると思いますが、何も変えられないし変えたら自らの存在を自ら失くすことになるから、そんな事するわけがないです(笑)

とすると、しばらくはまだ日本が変わるには時間がかかるということですね。そうこうしている間に世界の発展スピードにおいていかれることで、相対的に日本が貧しい国になっていくことを想定していかないといけないでしょうね。

 

今の我々個人ベースで大事なことは、でき得る限り資産を増やし、将来のインフラにいかに対応できる体質にしておけるかだと思います。そんな風に考えますと、資産運用も大事ですが、そもそもの収入源を複数持てるようにしないといけないのかもしれませんね。

色々と問題だらけですが、これも生きてる証拠と思って頑張ってまいりましょう、それでは。