おはようございます
昨晩の米国株式市場は続落となりました。
NYダウ -473.66 34269.16
NASDAQ -12.43 13389.43
S&P500 -36.33 4152.10
VIX指数 +2.18 21.84
原油 +0.46 65.38
為替 108.62
金利が上がって株価が調整する、本来ごく普通な事でありなんの問題もないところ。
でも下がると嫌なもので、何であろうと上がって欲しいと思ってしまう。
米国株の水準を考えれば300ドルとか500ドル下がったって変動率からすれば大したことではない。
また地区連銀総裁のコメントなどに一喜一憂している感じもするが、それだけ金利に敏感だという事、つまり理性は効いていると思って良いと表面上は言える。
まだ結論付けるには早いのかもしれないが、今回も単なる調整であることも十分に想定できる。
もちろん別の想像もできるよね。
例えば、バイデン氏は総額6兆ドルと言う巨費を投じることを発表しました。
もちろんまだ確実に議会を通るか分かりませんが、対中政策にとって不可欠な予算となれば通るかもしれません。
しかし、そうこれからも2兆ドルとか3兆ドルと言った桁の違う額をポンポンと打ち出の小づちみたいに半永久的に出せるわけではありません。
となると、株式で言えば「売り方」さんの登場ですよね・・・
これ以上大きい額で資金供給はしないだろうと踏めば、ここぞとばかりに売りかけてきますよね。
買付ける余力が無いとなれば株式市場は当然下落することになります。
こう考えれば、株式相場が天井を付ける典型的な格好となる事も想定できますよね。
今後の経済統計や中国・欧州の動き、そしてコロナに対するものなど、株式に影響を与えるものはこれからも変わらず色々出ます。
その度に相場は一喜一憂するんですが、常に冷静な目を持っていたいものですね。
その為にも世のお金の流れ、そしてそれを構成する世の仕組みやそれらの背景について一刻も早く勉強し、表面的に起こる事象にブラされないものを持ち合わせたいものです。
もし相場がこれまで通りのものであると仮定すれば、今回の下げも実は想定通りとなります。
NYダウの動きからそう推測するだけですが、しばらく横ばいが続いたのちに上値を取ってくるパターンがありますよね。
例えば今年画言えば年明け直後の1月上旬に30,000ドル前後でウロチョロしていたダウは一気に31,000ドルを超えてきました。
その後はまた膠着状態から一旦調整となり2週間ほどで30,000ドルを一時的に割り込むことでその後反発となりました。
また、その後の展開で31,000ドル台をキープしたのち、32,000ドル台を付けましたが、その後も調整となり約2週間調整し32,000ドル台から一気に33,000ドル台へジャンプアップしました。
その後はなだらかに受賞基調を継続し難なく34,000ドル台を突破しましたね。
そして35,000ドル目前での調整となったわけです。
(お詫びと訂正:35,000ドルは一旦は付けてました…)
こうしてダウの直近の変遷を見てみると今回の調整は約2,000ドル分の動きに対する調整とみる事も出来ます。
バイデン氏の政策発表があった為、これまでよりも上昇が早まり、その分今金利の動きと相まって株価は調整していると理解する事は出来ると思います。
相場を取り巻く環境も株式市場の状況も何も変わらないという前提であれば、今回の調整も普通の調整でしかなく、下がったら買いですという話になります。
昨日も書いたかもしれませんが、とかく利益が出る状況ですと、相場よりも利益の幅を考えてしまうので、変な皮算用が先だってしまいがちです。
その気持ちは私もあるのでよく分かりますが、そこをぐっとこらえて、なるべく冷静な視点でモノを見れるようになりたいものです。
もしかすると米国株の調整は事にの中では一番大きなものになるかもしれませんが、まぁそうだったとしても今月は5月という事で割り切っちゃうというのもありかもしれません。
分析をして相場想定をすることは相場観を養うのに大切なことではありますが、策士策に溺れると言う事の無い様にしたいですね。
考えたって未来は分からない、未来どころか5分後だって分からないですから(笑)
考えすぎる時間があったら、他の事をした方が余程有意義かもしれません。
精神的に安定的でいられるようにすることの方が大事だと思うんですよね。
相場が気になってしょうがない・・・ではいけません。
さぁ今日も良い天気です。
わが家の猫の額ほどの庭でさえ沢山の花が咲き誇っています。
とっても綺麗です!
それらを眺めながら一日を過ごせたら良いでしょうねぇ・・・
まぁでもそうなるにはまだまだ稼がないとですね(笑)
今日も確りと働きましょう。それでは。