株歴30年生の雑感ブログ

株式相場と資産運用と転職の雑記ブログかな

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ナスダックは先行調整だから

おはようございます

 

昨晩の米国株式市場は小動きとなりました。

NYダウ    +306.14     31802.44

NASDAQ      -310.99          12609.16

S&P500        -20.59             3821.35

VIX指数        +1.02                  25.68

原油              -1.40                  64.69

為替                                         108.91

 

 

ドルインデックスが毎日少しずつですが、着実に数字を伸ばしてきています。

 

この調子でドル高を後押ししてくれるとスムーズに事が運ぶと言うもの。

 

しかし、米長期債の価格の変動はむしろ良かったんではないかと思うんですけどねぇ。

 

基本、雇用統計などは良い数字なんだからもっと評価してもいいよね。

 

つまりいずれ調整は必要、しかし暴落は困る。

そこへきてMBS(住宅ローン証券)の借り換え需要減退に伴う期間の長期化。

対応する機関投資家は長期債を売る処置をとった。

 

上手く出来てますね~

 

感心しますよ。

 

運用資産全体のリバランスと言ったところでしょうか。

 

要は運用する上で資産全体の運用期間がどれくらいの長さになるのかによって市場の金利や景況感に対してズレが出てきます。

 

自社の運用状況や相場観、そして実際の相場と市場コンセンサスなどを考慮して資産全体として運用期間を整えるために長期債の資産を減らしていく。

 

そうやって資産全体のバランスを図っているんですね。

 

まぁ私たち弱小零細投資家からしたら無用な配慮ですけどね(笑)

 

しかし、米国長期金利が改めて上昇してきた事で株価は調整色を強めています。

 

何処が底になるかまでは言えませんが、ある程度の調整は買い場でしかありません。

NYダウやナスダックが下がってくると、「ほらっ、言わんこっちゃない、終わりの始まりだ」くらいに言う人がいるんでしょうけど、そんな言葉をまともに聞いてはいけませんね。

 

そう思うなら思うのはもちろん自由。

売ってもらって高みの見物もいいのかもしれません。

 

ただね、自分で相場を作るほどの人でなければ、もしくはかなりの相場観の持ち主であるとかでもない限り、一度売ってしまうと次に入りにくいのも現実問題あるんです。

 

相場が調整したとして、じゃあ次は何処で入るのか・・・

 

もっと下がるかもしれない、売った所よりは下で買いたい、上がってしまったらもう買えない。

 

そんな事になるんです。

 

売るなとは言いません、売って資金化して次のチャンスを狙うのも大事な戦略です。

 

しかし、自分なりに相場想定は一応しておきましょうね。

これはまぁ・・・自分に言っているんですけどね。

 

ホールドでいくならどうしてそうするのか?

売るならどこら辺が買戻しの水準になるのか?

もう買いに行くのか?

 

それぞれの相場観や実情などもあるので見解は相違すると思いますが、それでも「自分なり」の相場観を持つことは大事だと思います。

 

そしてその通りに動く。

もし違っていたならどこら辺までで修正をかけるのか。

そこら辺も考慮しておくべきでしょうね。

 

やはり何も考えないでほったらかしでいるのが一番まずい。

 

大事な財産なんだから気にかけて大事に扱う気持ちは当たり前ですよね。

 

無理をして強気派でいる必要もないし、過剰な弱気もまた危険です。

今の時代は、何かしらで資金が無くなれば、何かしらの理由を付けて資金をばら撒く事に慣れています。

 

だから今回も株価が上がらないようなら何か口実を作ってばら撒きは継続すると思います。

 

そこまで資金は必要ではない、景気は上向いており、インフレ傾向となってきたと言うなら、先駆けたハイテクが先に調整する事はあり得ます。

 

というか今がそうなのかもしれません。

 

でもハイテク系の相場がこれで終わったのかと言えばそれはどうかなぁ・・・

といった感じを受けます。

 

ま、私としてはまだまだハイテクは資力だと思っていますので、今回も調整局面は買いだと思っています。

 

調整している時くらいしか安く買えませんからね。

 

 

さて、春の到来を前に肌寒かったり風が強くなったり、昨日などは雨模様となりました。

暖かい日は気分まで良くなりますが、曇って雨まで降ってくると気持ちも萎え気味になりがちです。

 

でもこの一雨がさらに暖かさを運んでくれていると思うと気分も違ってきます。

 

それでも寒い日はけっこう寒いので気を引き締めて体調を崩さぬよう万全を期して春を迎えましょう、それでは。