株歴30年生の雑感ブログ

株式相場と資産運用と転職の雑記ブログかな

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GAFA強し!!

おはようございます

 

昨晩の米国株式市場は反発しました。

NYダウ  +114.67  26428.32

NASDAQ     +157.46       10745.27

S&P500       +24.90           3271.12

VIX指数       -0.30                  24.46

原油            +0.52                 40.44

為替                                     105.83

 

 

GAFA強し・・・の一言に尽きましたね。

アップルが1:4の分割ですか。

でも昨晩上がってしまったので分割しても100ドル以下にはなりません。

今は為替が円高気味だから105.8円で換算すると約194兆円の時価総額になります。

逆に為替が108.5円なら丁度200兆円のおおだいになります。

 

昨日の相場終了時点でのアップル・アマゾン・マイクロソフト終値からの時価総額合計は、ざっと4,972,862,991,000ドルになると思います。

 

この記事を書いている時点の為替が105.83円ですので・・・

 

日本円に換算すると、約526兆2780億円となります。

 

昨日の東証一部時価総額は約571兆5986億円でした。

 

抜いてはいないけど、たった3社で東証一部の時価総額を陵駕する金額になってます。

という事は、これにグーグルでもフェイスブックでも足せば、それだけでもう東証時価総額を超えてしまう事になります。

 

日本が小さいのか、米国が巨大すぎるのか分かりませんね。

 

でもですよ、そんな巨漢企業でさえ、各社はそれぞれ独立した1企業です。

よく比較されますが、あのトヨタでさえ昨日で時価総額20兆円なんですよ。

 

アップルに至ってはトヨタが10社分ということでしょ。

 

とてつもない巨大企業じゃないですか・・・

 

そんな、そんな大企業をもってしても、中国のやり方には敵わないと言っている。

 

つまり中国と言う国は、「覇権」のためなら何でもする。

その何でもの中には国家を挙げて人・物・金をある分野に潤沢に投入します。

 

いかなアップルでも、経済力のある中国が国家を挙げて対抗してきた場合は敵わないと言っているそうですね。

 

そりゃそうでしょうね。

あらゆる分野に亘って情報を張り巡らし、さらに自国企業に有利な政策も用意され、そして技術を盗み、安価に売られたら勝てるはずがありません。

 

でも実際ってどうなっているんでしょうね。

アップルの社員とまでは言わずとも、日本企業の中国進出などはこの30年くらい数多くの例があったと思います。

 

よく聞く話でしか分かりませんが、必ずパートナーの中国人や中国企業がいないと上手く行かない。

袖の下は当たり前すぎて罪悪感すらない。

 

つまり袖の下でもないのかもしれない。

 

技術は平気でよこせと言い、外国企業が上手く行って軌道に乗ってきたら、難癖をつけて操業できなくさせたり、全く同じものを隣に立てた会社に作らせて、廉価で販売して元の外国企業が立ち行かなくなったりさせてきました。

 

でも中国で商売をして儲けたいと目の色を変えて進出する企業が後を絶たないのでやりたい放題で、嫌なら全部おいて出て行けとなります。

 

民間企業ベースではそうした外国の国内事情に対しては、そこのやり方に従うしかありません。

アップルくらいになるとそれはそれで自尊心もあるでしょうから、アップル流のやり方なども貫くところはあるのでしょうが、やはりどこまで行っても営利団体ですから、儲けてなんぼです。

 

だから強く言われれば、飲まざるを得ない条件などはあったんでしょう。

 

やはりそういった人の心や立場の観察力などは中国は長けてますね。

要は人の足元を見て商売する。

 

それでも中国と言う市場が巨大で底なしの深さもあることから、各企業は大人しく言う事を聞いてでも中国で儲けることに魅力を感じてきたという事でしょう。

 

しかしそれも限界に来たと言った感じですね。

 

企業の儲けベースだけでは計りしれないリスクを世界の西側諸国は負うことなってしまいました。

 

気が付けば世界第2位の経済規模を誇り、近未来の注目すべき先端技術の分野で約8割の特許を持つまでになりました。

その代表的なものが5G関連ですよね。

 

そして今回の新型コロナで明らかになりましたが、国連の代表的な機関のなかで中国人がトップを務める機関が4つもあるみたいですね。

 

戦後70年余りの中で1国が4つの機関のトップを務めた事は今までにない事のようです。

 

どれだけ中国と言う国が世界を相手に用意周到に、そして時間をかけて世界に手を伸ばしてきたか分かります。

 

そうやって着々と、まさに一歩一歩歩みを進めてきたことが各方面で大きな成果となって体現されてきました。

 

その意味では凄い国です。

 

つい100年ちょっと前にアヘンで国を堕落させられ、一度は英国にいいように蹂躙されてきました。

これまで帝国を築き、独裁者が専制政治をすることで成り立ってきた中国としては、戦後は共産党がその役割を担ってきました。

 

皇帝がいないので、共産党のトップが事実上の高低という事になりますし、長い年月中国人は独裁者に支配される歴史の中で過ごしてきました。

その意味で独裁者がいる事についてはあまり違和感がないのだと思います。

 

そして英国に支配され、アヘンで国民が堕落させられたこともあって、その後の中国は立て直しの為にも党をあげて頑張ってきました。

 

しかし、やはり党幹部ともなるととてつもない権力を手にします。

これは地方の役人もそうですが、共産党体制では権力者の言う事は絶対です。

つまり共産党の幹部にでもなればかなりの利権や権益と言ったものが付いてくる仕組みと言えます。

 

そうした甘い汁を知ってしまったので、理想とは程遠い国となってしまうのですが、しかし、国をどう持って行くかと言う遠大な計画をきちんとこなして実現させてきたその実績は大したものだと思います。

 

その意味で日本の政治家にも体制は違う物の、日本と言う国がこれから良くなるように素晴らしい計画と実行力を以て作っていって欲しいと思いますね。

 

でもその中心となるのが親中派であっては困ります。

まして野党に至っては、文句しか言えない程度、文句言ってる時しかマスコミに取り上げられない程度なので話になりません。

 

見習うべきは見習い、実行すべきは実行すべきです。

 

でもこの環境で中国と入国制限を緩和するような話にはさせないでいただきたいですね。

 

見習えとは言いましたが、中国と手を組めとは言ってません。

 

これまでの中共の悪行を成敗する為にも関係を遠くしていくことは必要だと思いますが、付き合い方は変えていくべきだと思います。

 

そんな中国を相手にするには例えアップルやアマゾンでも1社では無理がありますね。

 

これから益々情報通信分野は高度化していくわけですから、気を引き締めて中共に付け込まれないようにしていただきたいですね。

 

 

 

今日から8月です。

そうとは思えないような陽気ですが、梅雨明けももうすぐです。

明けたら暑くなりますよ~~

 

体調管理には十分に気を付けて下さいね、それでは。