おはようございます
今朝は涼しくて過ごしやすい朝となりましたね。
梅雨の季節としては肌寒いくらいの気温だからでしょうか。
都知事選がスタートして気になったのが、立憲の須藤元気が離党してまであの山本太郎の応援をすると言う話。
最初に聞いた時は何か党内であったのかなって思いましたが、一応表立ったことはないようですね。
ではどうして山本太郎氏の応援をする気になったのでしょう?
れいわ新選組にでも入りたいのでしょうか?
応援の演説を聞いてみると、山本太郎氏のあつい信念?政治信条?などに心打たれたかのような言い方をしてました。
そして、みずからをロスジェネ世代と言ってはばからず、上の世代が今の日本をダメにした、だから我々は自分たちの手でこれからの日本を作っていき、みんなで幸せにならなければならないと言ってました。
それの最大の決め手は東京都が先頭を切って財政出動をするということ。
山本氏がどこぞで聞きかじった財政論とやらで、お金を出しまくる話を本気でやってしまおうという事でしょうか?
日本においては日銀のみ日銀券を発行する権利を有しています。
だから勝手にお金を刷ることは出来ない。
でも財政出動ならば、その自治体の財政の許す範囲であればお金を出す事は可能です。
で、何をするのでしょうか?
今やっている給付金の様なものを東京都民に向けて大々的にやるのでしょうか?
それとも景気対策を打つのでしょうか?
何をするんですかね?
私も山本太郎さんの演説をYouTubeなどで見た事はあります。
なるほど、熱い感じでしゃべっています。
消費税をゼロにするとかは分かるんですが、そうすることでどうなるのでしょうか?
生活が苦しい人は大勢います。
その人達が少しでも楽になるように、生活しやすい様に改善していこうとされているのかも分かりません。
今の政治家はダメだと否定するのも結構なのですが、では具体的に何をどう変えるとどんな国になるのでしょうか?
内部留保が巨額になっている大企業に資金を出させたり、天下りを始めとした行財政改革を断行して無駄な外郭団体などを廃止させ、無駄な金を浪費させないとか、色々とあるんですが、世の中が間違っていると言っているだけでは世の中良くなりません。
大企業を優遇しないのでしょうか?
そしたら日本の大企業と言えども、日本から離れてしまうのではないでしょうか?
出て行ったら法人税は1円たりとも入りません。
余計に財政は苦しくなるのではないでしょうか。
世の中が何か間違っているという事には賛成なのですが、どうすると良くなるのか、都知事になるとなぜ良くなるのか、そこのところはよく分からないです。
まぁ、東京都民ではないので特に何を言う事も無いのですが、では私が何故こんな言い方なのかと言うと、この山本太郎氏はパフォーマンスが陰湿なんですよね。
ご存知の方も多いと思いますが、天皇陛下が主宰される園遊会、この席で国民は陛下からお声をかけられそれに返答する格好を取ります。
そんな中、山本氏は無礼にも陛下に対して手紙を渡そうと画策したのです。
さらに、確か国会での投票か何かで登壇した際に、安倍首相に対して葬儀で行う行為をしたんですね。
これは失礼と言う範囲を超えています。
日本人なのでしょうか?
山本太郎と言う名前もいかにもと言う感じですが、あの敵意に満ちた振る舞いは、日本人の行動様式からはかけ離れています。
どんなに良い事を言ったとしても私はこの人を信用しません。
私は度々政治的な話を持ち出しますが、特に大した政治信条などはありません。
ましてや右だ左だということもありません。
(あったとしてもこの場で明らかにする事もありません)
しかし、山本太郎氏がとった行為は許しがたいですね。
そう言うことをする人間が人様に正論を言うという事自体が許せませんね。
と言うか、あんた何様なんだってことですよ。
なんで自分はそういう行為をしても良いんだ? 許されるんだ?
どんだけ偉いんだ?ってこと。
卑屈になる必要など全くありませんし、国会の大先輩議員だからと言って必要以上にへりくだったりする必要もありません。
もしかしたら山本太郎氏は共産党系なのかもしれませんが、天皇制を否定する立場なのかもしれません。
しかし、日本に住む者として、園遊会に呼ばれてそういう態度はないよね。
なになに・・俺の自由だろって?
まぁ日本は八百万の神が宿る国であり、何を信仰しようが、何を言おうが、それこそ名誉棄損などに該当しなければ何をしても良いんですけどね。
でもその代償もしっかりとご自身に降りかかります。
私のような小市民の中には、そういった無礼な行為をする政治家はいらないって思う人も少なからずいますから。
山本太郎氏はもしかしたら、弱きを助け強きをくじくなんて思っているのかもしれませんが、だとしたら勘違いも甚だしいですね。
まずはあれらの行為に対して公式に詫びてもらいたいですよ、公衆の面前でやりたい放題のパフォーマンスをしておいて世の中を論ずる?
そう言うのをよく「偽善者」というのです。
口では正論をぶち、お涙頂戴な話もうまい、まぁ職業が「俳優」ですからね。
そうしておいて一国の首相に向かってお葬式みたいな行為に及ぶ。
何をかいわんや
要するに気に入らなければ子供が学校でやるような葬式ごっこを平気でやって見せる。
そんな人間を信用するんですか?
そんな人の言うことをきいて信用するようならむしろこの国の行く末は厳しい。
はい、今の方がなんぼかマシです。
もっとも須藤元気さんが応援したとして都知事当選とは思えないんですけど、でも問題は、じゃあ小池さん再選で良いの?ってとこですよね。
問題提起はするものの、都政を遅らせ、そのままで未解決なまま次々と顔を突っ込みこちらもパフォーマンスに明け暮れる。
それで?
東京は良くなったのか・・・
これが現在の日本の縮図なのでしょうね。
そう、言ってしまえば小池さんが悪いんじゃない。
ここまでしてしまった国民全体のせいになるんだよね。
(国民は本当は悪くないんだけどね・・・)
特に敗戦してからの復興から高度成長期を迎えるあたりはガムシャラだった。
とにかく働け!稼げ! できました。
そこには政治的な話はむしろタブー視されてきましたね。
だから経済だけが優先された。
だけど、かといって米国的な契約社会型国家で行けるのかと言えば、多分日本人のこれまでの生い立ちからすると出来ないですね。
長い間日本は封建社会だったので、自分を出すという事に馴染みがないんです。
自己主張できるのは一部の殿様だけ。
あとの大半は個別で色々とあるかもしれませんが、基本はでしゃばらない。
決めごとは上司が決めていき、部下はそれに従う。
従っていれば余程でない限り嫌われる事も無い。
そんな村社会的な構造を批判してこられた人もけっこういました。
でも、それが大きな運動には繋がらないんですよね。
戦後GHQが日本の統治をしてきた最大の目的は、日本人に間違っても神風特攻隊のような思想は生まれなくする事。
あんな行為は西洋人の人権の名のもとには極めて異色であり、狂気に満ちた世界でしかない。
でも日本人はそうなった。
今後二度とそんな国にしてはならない。
だから日本人を骨抜きにする。
戦争を放棄させ、自国で自国を守れなくする。
日本人だけで判断させる場面を作らせないようにする。
そういった感じにしてきたんですよね。
以下に今回の東京都知事選挙に立候補された方の一覧を載せてみました。
総勢22名の候補者がいるんですね。
中々の人数だと思います。
さて結果はどうなるのでしょうか?
山本 太郎 45才 党代表
小池百合子 67才 知事
七海ひろこ 35才 党役員
宇都宮健児 73才 弁護士
桜井 誠 48才 党首
込山 洋 46才 介護士
小野 泰輔 46才 元熊本副知事
竹本 秀之 64才 無職
西本 誠 33才 歌手
関口 安弘 68才 建物管理業
押越 清悦 61才 民間団体代表
服部 修 46才 音楽教室経営
立花 孝志 52才 党首
斉藤健一郎 39才 自営業
後藤 輝樹 37才 自営業
沢 紫臣 44才 作家
市川 浩司 58才 会社役員
石井 均 55才 元銀行員
長澤 育弘 34才 薬剤師
牛尾 和恵 33才 元会社員
平塚 正幸 38才 社会活動家
内藤 久遠 63才 元派遣社員
皆さんのご健闘をお祈りしておりますが、とか言って、ほとんどの候補者の事を良く知りません(笑)
自分のところの選挙ではないので、特にそれで責められることはないと思いますが、日本で最大の地方自治体の選挙ですからね。
やはり国政に与える影響は大きいです。
特に前述した山本太郎氏や日本第一党の櫻井誠氏など異色タレントも出馬していますんで、これからどんな風になっていくのか面白そうですね。
梅雨の中の日曜日、そんな日にしてはそこそこ良い天気ですね。
外出制限も無くなりましたし、近場にでも出かけてみますか!?