株歴30年生の雑感ブログ

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連休明けの日本株は???

おはようございます

 

昨晩の米国株式市場はマチマチの展開となりました。

NYダウ  -218.45  23664.64

NASDAQ    +45.27           8854.39

S&P500      +20.02           2848.42

VIX指数      +0.51                 34.12

原油           +0.34                 24.33

為替                                    106.09

 

ついこの前、これから連休だって言ってたんですが、終わってしまうと何故か早く感じてしまうものですね。

 

この間米国を始めとした諸外国はいたって普通に取引されていたわけですが、GWが終わってみれば、NYダウのナスダックも大体同じレベルだった感じです。

 

まぁ動いたのは目立ったところでは原油相場になりますかね。

 

確か、連休前に17ドル前後ではなかったでしたっけ?

それが一時25ドルまであったように思いますが、今朝も24ドル台です。

 

やはり世界経済が再稼働を始める事になってきて、原油も元のあるべき水準までは戻りに入ったというべきなんでしょうね、そこはほぼ想定通りだったわけです。

 

だったらETF買っとけよって話ですが、そこは連休前ということで様子を見てしまいました。

また日本のETFの価格形成についてまだ不勉強な点もあるのかと思い、踏みとどまった感じとなってしまいました。

ただある意味保険代わりに少しだけは持ってみたいという気持ちはありましたね。

 

さすがに世の中が動き出せば、今はタンカーまで使わないと原油の置き場所がないくらいだぶついていたのですが、そういう事よりも相場は早く反応してある一定レベルまでは戻すと誰だって思いますもんね。

 

取り敢えずは想定通りになってくれたことで株式相場には好影響となってきますので、それはそれで良かったなって思います。

 

 

 

さて、問題はアフターコロナ相場ですよね。

 

日本株もそうですが、何に投資するのか?

 

もしくは株なのか、そうでなければ何が良いのか?

 

これまでの大惨事パターンと同様、やはり2番底を付けに行くのか?

 

そもそもコロナはもうこれ以上は大きな危機とはならないのか?

 

など、考えると分からない問題がまだ山積しています。

だったら無理に投資しなくても良いのでは?とも思います。

 

確かにその通りだと思っています。

しかし、何もしなければ何も生まれない。

かと言って、訳の分からないものに投資するという事のリスクを取る必要はない。

 

普通に考えると、やはり取引経験として慣れ親しんでいる「株式」が今後においても投資先として相応しいものになるのではないかって思います、まずはね。

あとは「為替」だったり、「暗号通貨」だったり、ちょっと気になるものもあるのですが、基本は株式であり、次いで為替ものですかね・・・

 

株式であれば、やはりハイテク米国株を中心に取り組むのが正解なのではないかって私は思います。

日本株もかなり低位にあるものも多くあります。

その中で大幅下落したままの銘柄で良いのがあれば、それは中長期的には持っても良いかなって思いますが、個別では米国株同様、ハイテク系になるのかなって思います。

 

薬品株もワクチンなどの開発に従事していて見込みがありそうな会社には夢を買うという意味も込めて買ってみたいと思いはします。

ただ、薬品株はドンピシャで新薬やワクチンを開発できた会社でないと夢になりません。

一方で既にそこそこ上がってしまったか薬品株ほどやっかいなものもありません。

ですから、今から投資する際は、ど真ん中銘柄とか、これは相場的にという意味も含めてですが、そういったので行くべきだろうと思います。

 

所詮、薬品株はミズモノです、あまり肩入れしすぎない方が大けがせずに済みますよ。

 

そういうことで、これから連休明けの相場がいよいよ日本でも始まりますが、CMEは200円弱下がっていました。

まぁ妥当な水準では無いでしょうか・・・

 

個別ではアンジェスとかセカンダリー銘柄がどうなるか、これはこれで見ものです。

全体は若干安目で推移すると思われる中で、やっぱりこういった銘柄に資金が集まるのか?

それとも機関がここら辺の個人を相手に資金力に物を言わせて暴落させるのか?

 

いずれにせよ、ポジションを持っていなければ、高みの見物で良いですが、すでに仕込んでいる方にとってはこの2日間はちょっと気になる2日間ですね。

 

 

 

そう考えて行くと、やはり日本株の行方って心配ですよね。

 

世界に遅れて緊急事態宣言を出して、結果的には当初目標は達成できず延長戦となってしまいました。

簡単に延長と言っても、事はそう簡単ではありません。

 

現実に個人営業のお店や、サービス業などは打撃が大きいですよね。

この3週間だけでも痛いのに、延長しますと言われる、心中お察しいたします。

 

やはり延長することを決定するなら、その間の経費的なものや売上などについての保証がないと話しになりませんよね。

これについては誰が見ても明白です。

そのこと自体を本当に分かっているのか、甚だ不思議です。

 

さすがに対応が遅いかなって思います。

 

 

しかし、一方で感じるのは、野党や評論家、元議員やマスコミのここぞとばかりの批判の嵐についてです。

 

政府に対する不平不満は、いつの世でもあります。

最大公約数的な政治となるのは、人間の出来る力量ではそれがやっとですから・・・

 

必ず時代の中で不遇な時期を過ごさせられる人達は一定数以上はいます。

そして批判そのものは必要ですし、聞き入れる耳を持つことも重要ですね。

 

そして人間は「言葉」で生きていますし、生かされてもいます。

 

「言葉」は人間が生きて行く上で非常に重要なツールであり、単にそれぞれの意志を伝達するためのツールと言ったことを越えて、魂にも通ずるものでもあります。

 

政府自民党政治の問題点は多々あります。

それに対して批判し問題提起し追及する態度は必要であり、それすら無いような政治であれば、それは事実上の無政府状態となんら変わりません。

もしくはどこかの国のように独裁政党が国民の人権にまで関与できるような地獄の世にもなってしまいます。

 

そんな事にならないように政府を監視する。

必要な事です。

 

でもこれは時と場合にもよります。

これまでに経験した事のない大惨事であり、日本としては直接的にはSARSやMERSが国内に大量に感染した経験はありません。

約100年前のスペイン風邪については、日本でも流行し多くの方がお亡くなりになったようですけどね。

 

その意味では今の政府は、経験値が無いことになります。

もちろん危機管理システムはありますし、今回もそれに則って対応したはずです。

 

しかしそれでは対応が間に合わない程、感染力が強かったということです。

 

今思えばダイアモンドプリンセス号の時にもうそれが露呈していましたね。

 

感染力が強い、しかも正体の分かっていない「新型」の病原体。

これが何なのかはっきりしない。

加えてその当時は、中国が隠蔽の真っ盛りだったんじゃなかったでしたっけ?

 

ヤバそうだなって雰囲気はあったものの、非常にまずいまでの認識には至らなかったようでしたよね。

それ自体が甘いと言われればそうなんですが、これはある意味理解できる部分もあります。

問題はそれ以降の事についても後手後手だったということですね。

 

それでも日本と言う国は不幸中の幸いと捉えるべきなんじゃないかと思いますが、それは世界と比較して死者の数がかなり少ないという現実です。

この数については、中国ならいざ知らず、日本国において改竄される事はないです。

 

という事は、感染は抑えなければなりませんし、いわゆる「変異」することの恐怖を考えれば、今時点で死者数が少ない事が何らかのアドバンテージになるのかも不明ですが、それでも死者数が少ないのは特筆すべき日本の特徴です。

 

ここら辺についても色々な人が現在も分析をなされていると思いますが、もし日本人になにか特別な要因があって死に至る人が少ないならそれは良い事です。

 

ですから今後も第2波、第3波の強力な毒性の強いウイルスを国内には絶対に侵入させないことは、日本が外国に比べ経済再稼働が少し遅れることのハンデを負わないためにも絶対といっていくらい最優先でやり続けなければならない事です。

まずはここを最優先し、その「結果」を出す事で、一致団結した成果を喜び合えるようにしなくてはなりません。

 

本来であれば、米国のように非常事態時には超党派与野党団結して国難を克服するための行動をとることが求められるのに、聞こえてくるのは、見させられるのは数々の誹謗中傷ばかり。

実害に遭われている方々の切実な事情を考えたら、あたかもそちら側に立って政府批判をしている輩が多いですが、批判する前にもっと早い段階で一致協力する態勢を築き上げるべきでした。

 

あの韓国は、5年前にMERSを流行させてしまった経緯から、今回は早い対応を可能に出来るだけの用意が既にありました。

そしてわずか5年前に大多数の国民が経験しているので、様々な施策に対する国民の理解もありました。

 

よく韓国と比較されて日本はダメだという人がいますが、それはまさにそう言った事情を知らずにただ文句を言っている人や、知っていて言う人に至っては日本を貶めることを意図的に行っている方達です。

 

こういった非協力的な雰囲気が、政府の上げ足を取ることで自分達が名を挙げ、今後自分が浮上するための売名行為を助長しているようなもんです。

そしてそんな内容にも拘らず、マスコミは頻繁にそんなものをニュースや記事で取り上げる。

 

日々の感染者数の発表だけでもうんざりするのに、政府の無策を責め立てて、ダメ出しばかり。

 

で、良くなりましたか?

で、その次はどうすんですか?

 

緊急事態宣言の意味、知ってますか?

 

と問いただしたくなるような内容の投稿記事なんかも構わず掲載しますから。

 

無知な我々は、報道内容が嘘かどうかを調べる術を知らないので、言われるまんま。

まぁ、それもいけないんですが、テレビしか見るものがない老人なんか完全に騙されていますよね。

 

そういった全ての事が、日本国の対応の遅れとなっていると思うんですよね。

 

日本政府の肩を持つわけではなく、日本と言う国のあり方が米国とは随分異なっていることがよく分かる事例とも言えますね。

 

まだまだ新型コロナウイルスの脅威は続いてしまいますが、薬の開発や経済の再稼働も近づいておりますね。

一日も早い終息を願ってやみませんが、それまではご自身が感染者にならぬよう細心の注意をしてお過ごしいただきたいと思います。

 

それでは、日本株も簡単に浮上はしないでしょうが、投資家の皆さん円高の中ですけど頑張ってください。