こんにちは
昨晩の欧米各国市場は「グッドフライデー」で休場でした。
「グッドフライデー」とは何か?
ざっと言いますと、「イエスが処刑された日」が「グッドフライデー」です。
処刑されたのにグッドというのは不思議な言い方ですね。
諸説あるらしいですが、結局復活するからグッドとかGODとGOODがもじられたとか、ホントか?って思うような感じなんですが、まぁいいですかね。
イエスキリスト様がゴルゴダの丘で十字架に貼り付けの刑に処せられたという有名な話がありますが、その処刑された日が13日の金曜日なんですが、本来は不吉な日じゃないんですかね?
そしてこのグッドフライデーはどうやって決まるのかですが、春分以降の最初の満月の次の日曜日という設定みたいです。
その後の話で、3日後に復活する事になるわけですが、これを「イースター(復活祭)」と言いますね。
復活祭はグッドフライデーの2日後の日曜日がそれにあたるわけです。
復活祭には卵とウサギが必要なアイテムとなってます。
卵は生み出されるものであり、この季節は春になりウサギが冬眠から目覚めると言うことなどがイースターのアイテムである理由のようですね。
カラフルに色塗られた卵をイースターエッグと言いますよね、それは聞いたことがあります・・・
そんな程度です・・・
なので、株式市場は休場というわけです。
ある意味良いお休みとなったのではないでしょうか?
しかし、休日ともなりますと、外出制限もあって自宅で待機状態な過ごし方を余儀なくされるじゃないですか。
そうするとやはりテレビはとてつもなくつまらないので、勢いYouTubeの方へ興味が移ります。
世の中には私と同じような境遇の方が多いと見えて、ユーチューバーたちも積極的に投稿数を増やしているようですね。
特に新型コロナウイルスとか日本政府の対応だとか、少しカルトチックなところでは陰謀論的な動画などが百花繚乱のごとく溢れています。
「風が吹けば桶屋が儲かる」と言いますが、この不況色満載の中、ユーチューバーは儲けるチャンスですね。
本当か嘘か、信じるか信じないかはあなた次第!
と言わんばかりに憶測の憶測とも取れるような内容のものが多くあると思います。
ある意味自分の能力開発と言いますか、話の真偽を見極める練習にはもってこいな教材として活用できるんじゃないでしょうか?
例えば、「今の中国の現状を日本の皆さん知ってますか?」と始まって、日本のマスコミが真実を伝えていないという事を逆手に取り、中国人の名前を出してその人から現地の状況を伝えている情報がありますと言って動画アップをしているものもあります。
こういった動画を見てみると、その中国人はおろか動画作成者本人も出演はしていないで、何かのゲーム画像や風景などを映しただけで話だけ文字かしゃべりで通すというものが多くあります。
まぁ、なんと安く作っているんでしょう。
というかほぼタダですね。
で、情報の出所が何も分からない。
作成者が誰かも中国人が本当に実在するのかも分からない。
(もちろん調べれば分かるのもあります。)
そしてもっともらしく政権批判しているんですよね。
前提となる話が事実であるならば、それは政権批判もしたくなります。
でも最も欠けているのは、元になる話の根拠です。
中国での感染は終わっていないし、死者数も桁が全然違うとか言っているのですが、結局何人死んでいるかについてはその人も正確には分からない。
とにかくそんな数字であるはずがないの一点張り。
言いたいことは分かるんだけど、話に真実味を持たせるために、「現地に在住の」とか「医師である〇〇さん」とか言っている。
でもそもそもその人の存在自体が証明されないから、適当に興味を惹ければいいだけの嘘っぱちであることも十分考えられるわけです。
動画を見ると、本当にあったかのような話し方をしています。
普通に何も考えずに見ていれば、「へぇ~そうなんだぁ」と納得してしまいます。
しかし、少し気を付けていると気が付きますが、何か軽いんですよね、話が。
その軽さと感じてしまう事の理由は、あきらかに登場人物がよく知らない人だから。
ユーチューバーの殆どの人が自分の本名は名乗りません。
個人攻撃を受ける可能性がありますからね、そうそう個人名は出せません。
だから内容もさることながら、その動画そのものに信ぴょう性があるのか疑問符を持たれていると思うんです。
まるっきり嘘を広めようなんて思ってわざわざ動画なんて作らないよと善意で思ってくれている方もいるかもしれません。
しかし、世の中そんな甘くないですよ。
世間の目が中国に向けば中国、日本政府に向けば日本政府、と言う感じで視聴者が見てくれそうな動画を「早く」作る。
新型コロナウイルス関連の動画は広告料が取れないようなので、作っている人は儲けるためにやっているのではないと思うかもしれません。
違うんですよ、チャンネル登録が増えて、コロナが終息したらその後はどうしますか?
一度登録してもいつでも解除できますが、普通そんなに頻繁に登録をしたり解除したりてますか?
たまにはするかもしれないですけど、頻繁に変更はしませんよね。
だからみんなユーチューバーは今のうちに注目材料で動画をアップしファンを作っておきたいんですよ。
それにコロナじゃないけど、今問題となっている事について関連性を持たせつつ違う話題的に制作すれば、広告料だって狙えます。
だからYOUTUBEを見る人は、今度はこの話題がまだにぎわっているうちに、ご自身もやってみてはいかがですか?
やってみると分かりますよ、いかに動画作成が大変か・・・
動画の編集はソフトも充実していて、少しPCの知識や編集の知識があれば自分でもできます。
さらにプロに編集を頼めば、有料ですが綺麗な動画が短時間で作ってもらえます。
なんですが!
じゃあアップしたらみんなすぐに見てくれるのかと言うと、全然違います。
うまくSNS等を駆使しないと、全く見てもらえません。
私も興味本位でペットの動画を試作してみましたが、慣れない事もあってたかだか2~3分の動画を作るのに四苦八苦しました。
それでも見てみたら、まぁ見れなくはないんですが、なんのインパクトありませんし、なんかショボい動画でした。
だから、たまの休みに暇に任せてYOUTUBEでも見るかって感じで動画を検索して、「これでい~か」くらいな感じで選んだその動画、とても上手く作り込まれています。
どのジャンルの動画であれ、見たくなるような、もしくはあなたが選んだその動画は選んだのはあなたですが、実は選ばされてます。
マーケティング論ではないですが、どのジャンルの動画も人気のある動画は年齢・性別・職業・趣味・場所などでどのタイミングでどのようなタイトルでどんなサムネイルをかますかなど、かなり計算されているんですよね。
そしてそのまんま貴方はモニターの前で検索する。
「ほぉ~これおもろそう」と思って「ポチッとな」した瞬間、視聴回数にカウントされますね。
「毎度ありがとうございま~す」ってなもんです。
グーグルアドセンスにも登録できている方の場合、市長回数が多いだけでかなりの収入となりますよね。
中身が面白ければ、その内容の真偽なんてどうでもいいという視聴者が多いほど、そのような方々は儲かります。
そしていつしか凄腕チューバーになっていくんですね。
まぁしかし世の中上手く出来てまして、社会派の動画については、その道に詳しい方々も多いので、あまりにもいい加減な内容であれば、いつしか指摘され、下手すると摘発されたり、動画自体がアップできなくなりますので、あまりにも事実でないものはそうはないと思います。
しかし、個人の感想レベルですと嘘をついているのではなく、その人の心情なのでうそかどうかは問題ではなくなったりします。
そこら辺が評価の難しいところなのかもしれません。
かく言う私も、特に一々内容について事実確認をしているわけではありません。
なのでいい加減にアップしている人がいたとしても、それ程声を大にして批判するような立場でも無いのですが、ただ見ていると「これは本当の話なの?」と思ってしまうくらい証拠が無い話が多いんですよね。
だから一応こうして忠告はするわけです。
悪魔の証明ではないですが、嘘でない証明を私がするわけにもいきません。
だから動画を見て信じるか信じないかはあなた次第となるわけですが、何かを批判するような内容の動画が実はなんの裏もとってないものであることも多いという事を知って欲しいですね。
株式投資をされている経験が長い方ならすぐに納得のいくことかと思いますが、やはり人から聞いた話に安々と乗っかって損した経験とかあると思います。
そんな時は人を恨むことにもなりますが、何にも確かめず単純に信じて乗ってしまった自分が愚かだったわけですよね。
やはり自分の生き方もそうかもしれませんが、投資するにも自分の大切なお金を投資する、つまりお金を何らかのリスクに晒すわけですので、投資先についての調べはご自身ですることを強く勧めます。
そういった意味では最近の世界恐慌だとか、中国の未来とか、コロナウイルスの陰謀論だとか、そういった政治的な意味もありそうな動画は要注意です。
真実を言ってくれているのかもしれませんし、誰かの受け売りなのにまるで自分が取ってきた情報のようにしゃべりまくっているものもあるかもしれません。
くれぐれも大切値時間を勿体ない事にならないようにしてくださいね。
それと繰り返し何度でも書いておきますが、くれぐれも感染しないようにね!!
それではまた