株歴30年生の雑感ブログ

株式相場と資産運用と転職の雑記ブログかな

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上がって驕るな❗️

おはようございます

 

昨晩の米国株式市場は大幅反発となりました。

NYダウ  +2112.98  20704.91

NASDAQ       +557.18           7417.86

S&P500         +209.93          2447.33

VIX指数         +0.08                  61.67

原油              +0.93                  24.29

為替                                        111.31

 

昨日の日本株式市場から異変が起きましたね。

世界各国の政府や行政がこぞって打てる政策を打ってきました。

相場はちゃんとそれを評価して大きく値を上げる事になったわけです。

 

しかし、何故か丸一日遅くないですか?

 

こんなもんですか・・・?

 

米国が金融政策と財政政策で大胆なものを出してきて、FRBが「無制限に」資金供給をしていくとコメントしました。

確かに、この発言は強烈です。

強烈ですが、なぜ即反応しなかったのでしょう?

 

何故か日本株が急騰しました。

その時ダウ先物は大して上昇していたわけではありません。

 

米国民、寝てた?

欧州人、熟睡中?

 

またしても裏をかかれた感が半端ない感じがします。

 

しかし、これってもしかすると誰かを撒くためですか?

一緒に行動されて儲けられると嫌だから?

 

自分達だけ巨利を得て、敵には損させるために時間をずらした感じにしたのかな。

 

とにかく、「そんなぁ〜」という感じですよ。

 

誰が先導しているのか正確には分からないけど、「上手すぎる」し「悔しい」です。

結局、何も手を出せない。

疑心暗鬼、半信半疑で「ここら辺だろうと」と思ってとりあえず買ってみたという方は良いところを拾えたのかなって思う。

 

実際にある資金力のある一般人が一昨日くらいにその人にとっては少額の資金である銘柄を買っていた。

すでに買ってから3割以上上昇している。

 

株ってつくづく実感するね、お金持ちが儲かる商品だなって。

お金に余裕があれば、「買っとくか」で2000~5000万円くらいの資金でさっとなにも考えず買えるもん。

仮に2000万円でも3割ということは600万円ですよ、この相場で。

 

「羨ましい~~」

 

だけど既に持っているものは値下がっているからね。

少しは損の穴埋めになったかって程度かもしれないけど・・・

 

この前、世界中で25兆ドルという途方もない金額の資産が喪失したことで13兆ドルといった追証が発生したのではという記事がありました。

 

それから比べれば日本円で2000~5000万円なんてはした金なんだろうけど、それは比較論の問題で、我々一般の小市民からしたらそのお金だって全力でもどうかって金額。

 

昨晩の米国株式式市場はこの流れを踏襲し大幅高を演じました。

さあ、これで新型コロナウイルスによる世界的な暴落劇は幕を閉じるのでしょうか?

 

それとも第2幕の開演と繋がっていくのでしょうか?

 

私はここまで来ると、勝手にですが、今年は大統領選ですから高値更新して年末を迎えるかもしれないと薄い期待を持っています。

ここまで叩き落しておいて、もうダメだと思わせておいて、NYダウは3万ドルを超えて年末を迎える。

ただし、その前にもう一度下がる事にはなります。

リーマンの時もそうでした。

今はリバウンドの相場でしょう。

政策が出たから市場はそれに反応した。

でもリバウンドの域は出ていません。

 

今はまだ新型コロナウイルスの感染は拡大中ですし、本格的な米国での感染拡大の恐れの方が強いです。

 

そして今後の感染という意味では、アフリカと南半球での感染。

 

アフリカはご存知通り暑い。

高温多湿の地域ではウイルスは弱まる傾向がありますが、これはどうなのか?

この状況を見なければなりません。

 

南半球も同様です。

これから冬の季節を迎える地域が北半球と同様に感染し始めるのか見なければなりません。

 

ワクチンもまだ完成を見ていません。

アンジェスが原薬を開発し動物実験を始めると会見してストップ高してました。

本当なら、ついに大きな成果をもたらすことになり、前からのホルダーが報われる事になりますが、乞うご期待といったところ。

 

世界で感染が収まり、ワクチンができて、死者がでなくなる。

そんな風になってやっと経済も普段通りに戻れるようになります。

そんな世の中になるにはまだまだ時間は必要でしょう。

 

今日はCMEも1000円上がってます。

日経平均株価も19000円台となるのでしょう。

 

その先ですよね、いつも分からないのは。

 

買っていいのか、売ったほうが良いのかね。

 

基本的なスタンスは、

「上がって驕らず、下がって腐らず」

なんですよね、短期的な値幅取りなら。

 

長期的視野に立ってみれば、先週末の下がっていたところからの切返しで買っているのが正解かもしれない。

それ以上の下げに対しては買い下がりでね。

 

ま〜、何が正解かは結果論なんで今はまだ分かりません。

ここまで相場を壊されたらすぐに回復などあり得ないのが普通です。

 

我々は気長に待つ事くらいしか出来ませんが、そう思っているとまたもや裏をかかれてしまうかもしれません。

 

最も重要なことは、一刻も早く新型コロナウイルスが終息することですが、ほぼ同時並行で経済も動きを取り戻す事につきます。

 

そうなるべく、今はジッと我慢なんでしょう。

 

最後に、日本政府と財務省

使い道など余計な詮索はいいから、早く資金提供しましょうよ。

考えているその瞬間にも経済はどんどん悪化するでしょ。

あなた方はいいかもしれないが、庶民は困っている。

子供から年寄りまで、金持ちかそうでないかも関係なく、まずは1人10万円でも良いからすぐに出すべきです。

足らなければ足りるだけ出すべきなんですよ。

普通じゃないんだから。

給付も1回に拘らなくてもいい、2回でも3回でも必要であれば出すべきなんだ。

 

経営者的には、危機管理能力の問題で、たかがこの3ヶ月くらいでどうにかなってしまうなら、それまでのもんだと言う人もいる。

しかし、そんなもんなところが多いんだね。

だから言っている。

 

今はそれぞれが体力勝負している環境ではない事をもっと真摯に受け止めるべきだね。

 

考えるのはそれからですよ。