株歴30年生の雑感ブログ

株式相場と資産運用と転職の雑記ブログかな

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ボルマゲドンが起こってる⁉

おはようございます

 

昨晩の米国株式市場は小幅高でした。

NYダウ  +188.27  20087.19

NASDAQ     +160.74         7150.58

S&P500       +11.29           2409.39

VIX指数       -4.45                  72.00

原油            +0.42                 26.30

為替                                    111.25

 

NYダウは19188.56ドルまで下落した後、急速に値を戻し20424.77ドルまで上昇する場面がありました。

終値はそこから落ちて上記の数字となりましたが、相変わらずの乱高下ご苦労様でございます。

もっとも、人がやっているのではなく”アルゴ”がやってるんでしょうから、人間は見てるだけなんでしょうかね。

 

日本は今日から3連休。

彼岸を迎えますが、皆様はお墓参りなどは行かれるのでしょうか?

 

春分の人秋分の日くらいはご先祖様に感謝しお会いするのは日本人の常識的な風習なんだと思いますが、こう新型コロナウイルスが危ないなどと言われますとね、外出すること自体が憚られるようにも感じます。

 

無理してこの日に行く事も無いのかもしれませんが、どうされるかは個人の責任において決めて良いのではないかと思いますね。

普通の墓地で屋外ならば、今日は風も強いのでウイルスも大丈夫なのかなと思いますが、いかがでしょう?

 

それにしても為替の変動が大きいですね。

米国が思い切った利下げを行い、1兆ドルの資金供給を決めました。ECBも追随するように88兆円余りの資金供給を決めました。

 

過去と同様、日銀はまただんまりですね。

 

普段なら欧米の金利低下と資金供給により円高なるところですが、今回は相当なスピードでの「円安」となっていますよね。

 

何で?

 

金利を下げた方の国の通貨がより買われてます。

 

ちょっと調べてみましょう・・・

何々・・・?

 

 ボルマゲドン?

 

聞いたことあるなぁ・・・?

 

ボラティリティ+アルマゲドン の事だよね!?

 

「映画」のアルマゲドンと「変動性」を表すボラティリティ

 

ん?

日本語で直訳するとアルマゲドン級変動とでも言うのでしょうか?

 

まぁそんな事はどうでも良いですが、為替市場ではまた相当な事が起こっているという事ですね。

 

つまり新型コロナウイルスパンデミックを起こしている事に加え、産油国発の原油相場暴落による逆オイルショックがほぼ同時期に起こっている事で、世界の株式市場や商品などの下落により約25兆ドル(円換算約2750兆円)の資産損失となっています。

 

通常のリスクヘッジ対策としては、良く言われる通りリスクオンからリスクオフへと向かい、株などの変動商品を売却し安全通貨と言われる「円」を買うという戦略をとられがちです。

だからこれまでも日本から見ると異常とも思える円高が演出され、より株式が買われにくくなるといった事象が見られました。

 

今回はボルマゲドンという事で、大きな損失を被った大口投資家などがその損失を埋め合わせるための「ドル」が必要となるため、せっせとドルを買っているということみたいです。

 

一説には今回の株式などの下落で12兆ドル(円換算約1300兆円)規模の追証が出ているといったことも言われているようです。

 

もの凄い「追証」ですね!

追証というのは追加保証金という事なのですが、資金を借りて運用しているところは、相場が想定よりも大きく逆に傾くと損失が大きくなりがちです。

何故かと言いますと、いわゆる「レバレッジ」を効かせて本来の資金額の何倍もの取引を行っているからです。

 

例えば、1000万円の資金で1000円の株を購入すると10000株保有できますね。

しかし、株式にも「信用取引」といって証券会社から資金を借りて株を買う制度が認められていますが、この制度を利用すると約3倍の資金運用が可能となります。

 

そうすると、先ほどの例では目一杯1000円で30000株買うことが出来ますね。

 

もし株価が100円上昇すると、単純計算で10000株なら100万円、30000株なら300万円の利益となります。

証券会社に金利相当額を支払うものの、もし短期間に上昇したならばたいした額ではありません。

そうすると事実上1000万円の資金で300万円儲けることが出来るわけです。

 

しかし、もし相場が想定の逆となった場合、つまり100円下落したとしますと、信用取引では300万円の損失となります。

 

元金は1000万円なわけですから、それしか資金が無ければもう資金は700万円しかないことになります。

 

さらに、こんな取引をしているところへ今回の様な大暴落が襲ってきたら?

 

もう考えたくないですよね。

 

朝の寄付きから気配だけ下げて行って、やっと寄ったと思ったら200円下げたとこ、少しは戻り始めたからホッとしたのもつかの間、また下落し始めて、気が付いたらストップ安の300円安になっちゃった!

 

「やばい、売れなかった。明日どうなるの?怖いよ~~」

 

そして朝目が覚めると・・・

「あぁ~~、またニューヨーク下がってる、CMEも500円安! どうしよぉ・・・」

 

そして9時、相場が始まると、やっぱり売り気配

 

寄ったのは前日比100円安。

 

「もぉ 売るしかない」

 

30000株×400円=12,000,000円

 

!!!

 

1200万円の損!

 

元金の1000万円ではお金が足りない!

どうしよう!!!

 

お金を用意しなきゃ。

 

追証はこの話とは違い、不足した保証金を追加で証券会社に収めることなので、今の様な実損の損金を支払うこととは意味が違いますが、資金を用意しなければならないという事では同じようなものです。

 

追加の保証金を用意できる人は良いのですが、相場がさらに下落した場合は持ちこたえきれなくなり、より一層の損失となってしまうことになり、いかに資産家といえども重症となってしまいかねない事態となります。

 

こうしたある意味、後ろ向きな資金手当ての額が1300兆円必要って・・・

どんだけ凄いんだろうね・・・

 

で、こうなると、こんな状況にした犯人はだ・れ・だ!

となりますよねぇ

 

相場はいずれは落ち着くものです。

 

今回もいつかは落ち着きます。

 

そうしたあと、米国はじめ先進国などは今回の新型コロナウイルスについての責任追及をやると思います。

原油相場の下落、これもロシアと中東が発端と言われています。

なぜ、このタイミングなのでしょうか?

 

勘繰りばかりが脳内を駆け巡り、無い頭は混乱のしっぱなしですが、でもこれってどうなんでしょう?

 

米国潰し?

 

中国潰し?

 

なんだかどっちにも見えてくるような・・・

 

もう何が何だか、本当の事は下級国民には分からないです。

 

分からないですが、気になります。

 

早くカンフル-が終息する事を祈りますが、嫌な世の中になりましたね。

 

 

でも大丈夫‼ 

自分さえ気持ちを楽しい方へ持って行けば良いのです。

 

食べ物もあるし、風は強いけど天気はいい!

 

休日としてはまあまあかな・・・

 

クルマに乗ってドライブするなら、あまりウイルスを気にしなくてもいいのでは?

 

良い連休をお過ごしください。