heiseisakuraの資産運用ブログ

株の相場観と運用の基礎と雑感をお伝えする日記です

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50代の転職事情

軽作業のバイト  (その後)

 

 

50才を超えて始めてみた軽作業のバイト

 

 

 

普段ロクに運動もしないおじさんが、何を血迷ったか、肉体的にキツかろう軽作業を選んだわけですが、その後についてお話しさせていただきます。

 

花火大会のバイトを何とかこなした私は、そこで働く皆さんの人の良さに触れ、もう少し続けてみようかなと思いました。

でも、花火大会の時と比較すると、今後の仕事は時給でやる事になります。

それに、仕事内容もまだまだ何も分かってないレベルです。

それでも、大変さは分かったつもりですが、逆にあれ以上キツイ事もまあないだろうと思って、何もしないよりはよっぽど良いと思い、仕事を紹介してもらう事にしました。

 

事務所に電話すると、説明会をしてくれた女性が出ました。

「この前の花火大会はお疲れ様でした。大変だったでしょう⁉︎」と言います。

かなりのものだったと話したついでに、「先日の話だと人気殺到なんて言ってたけど、そこまででもなかったでしょう?」と嫌味を1つかましてみました。

「そんなことないですよ~~」っと少し笑いながら答えます。

 

「まぁそれは良いんですけど、また少し出れそうなんですが、何かありますか?」と訊いてみます。

「少しお待ちください」と言われ案件を見ている感じがします。

「明日お昼から夕方まで〇〇で会場設営の仕事があります」と言ってきました。

何かのイベントがあって、その設営をするんですが、設営の補助的な仕事をするという内容です。

花火大会もイベントですが、今度はホールでのイベント。

当然裏側なんて見たことありません。

用事もない事から「はい、出ます。よろしくお願いします」と二つ返事で受けました。

女性も「じゃあよろしくお願いします。それと今度は一応室内です。屋根はありますが、沢山の人が作業していて暑いです。熱中症のリスクはある意味先日の時よりも高いかもしれません。汗の量が半端ないですから、水分補給・塩分補給は必ず行ってくださいね。」ともの凄く念押ししてきます。

「は、はい、了解です。でもなんでそんなに強く言うんですか?」と訊いてみました。

「直射日光が当たらない分、直に暑いと言うわけじゃないんです。でも湿度が高く、空気も若干澱み気味になるので、作業をするともの凄く暑くなります。なので慣れていない方にはしつこいくらい言ってます」と言われました。

「分かりました。取り敢えず熱中症だけは気を付けます」と答えて電話は切りました。

まだ夏真っ盛り、暑いですよね。

 

仕事の日が明日に迫った日の夕方、連絡メールが来ました。

△✕駅南口に11:20に集合、11:30出発、〇△◇に連絡する事。という内容が書いてあり、現場担当者の名前と携帯番号が書いてありました。

 

いよいよ花火大会以外の現場も見れるんだなって思いましたね。

仕事に行くのに変ですが、少しワクワクしました。

まだ、それほど仕事の大変さとか厳しさを知らず、新しい事に触れる機会を得たみたいな高揚感の方が勝っていました。

 

バイトで責任がない、行けば下っ端だけども、給料はもらえる。

そもそも嫌なら辞めればいいと思っているところもあり、気が楽な状態で臨んでいるからなんでしょうね。

そして、一緒に働いてくれる人たちが良い人が多い事もね。

 

2番目の現場に行く当日になりました。

朝一ではないので電車も空いてます。

天気も良いです。

そんな中、バッグにたくさんの荷物を入れて現場へと向かいました。

私の家からは少し交通の便が面倒だったんですが、小一時間くらいでしょうか、距離からすると時間かかってるんですが、集合場所に時間よりも若干早く到着しました。

駅南口を出たとこのベンチ付近という事だったんですが、最初は誰がリーダーなのか分かりません。

それどころか、何人も人がいてベンチに座っている人、その近くの柱に寄っかかってる人、さらにその近くで明らかに誰かを待っている人、みんな様々で誰が同じ会社の人なのか皆目分かりません。

それでも、時間的に余裕があったので、その内分かるだろうくらいに思ってました。

ところが、集合時間まであと5分を切ってきたくらいになり、段々焦ってきました。

全く見当がつかないんです。

それぞれが2・3人とか4・5人とかで固まっていて話をしています。

1人っきりの人もそれなりにいます。

 

どうしようと思っていると、そうだ連絡メールに携帯番号があったと思い出し、慌てて携帯を取り出します。

メールを開き、携帯番号を押しました。

すぐにプルルルルルっと呼び出し音が鳴ります。

「はい△△の〇△◇で~す」と女性の声。

私はてっきり現場担当者は男だと思っていたので、少し面喰います。

そしてどこにいるかを聞こうと思った矢先、すぐ目と鼻の先にいて手を振っています。

(あれこの人か、若いし美人じゃないですか・・・でも日焼けしてんなぁ)と心の中で思いつつ、「おはようございます。よろしくお願いします」と挨拶しました。

若い女性も「よろしくお願いします」とにこやかに返してくれました。

そしてそんなやり取りをしてすぐに、何処にいたのか、残りの1人も来てこれで全員と言う事で現場に向かう事になりました。

 

若い女性と言っても場慣れしていて立派なもんです。

お客さんと合流して仕事の内容確認をします。

 

既に到着していた他の方とも一緒になり、ある会社の備品をトラックから運び始まました。ほとんどの物が台車とかかご台車のようにタイヤが付いているので、重い物もありますが、それでも女性一人で動かせる重さの物が大半です。

 

一通り指定の場所に降ろした備品を置くと、暫く待機と言われました。

 

設営現場って、色んな業者が入ってて、沢山の人がそれぞれ請け負った仕事をしています。そのため、自分たちの都合だけで好き放題やれるわけではないんです。

なのでお客さんと現場リーダーが頻繁に全体の動きを見ながら、動けそうなタイミングで一気に次の仕事に取り掛かります。何か分からん理由で自分たちの仕事を中断させられたら嫌だからです。

なにせイベントの設営と言うのは色々な物を設置する事になるので、手順もあるし、トラックが予定を過ぎても到着できないなら他の業者の仕事を先にやってしまおうとか、これが決まらないと全部が動けないとか、本当に現場を仕切ってかつうまく進行させるのは中々難易度が高いかもしれません。

臨機応変な対応力が求められます。

 

もっとも、作業工程もそういった事を含んでいますので、余程でないとひっちゃかめっちゃかにはならないですけどね。

そうした雰囲気の中、お姉さんリーダーはお客さんと話しながら、こちらに指示を出してきます。

 

トラックからの積み下ろしが終わって、少し待機と言われてたんですが、少しどころか、もう1時間くらい待機です。

「どうしたんですかね」と素人のくせに私がリーダーに言うと、「ほかの所が上手く回ってなくてうちが動けないみたい、この分だと相当待たされると思います」と事も無げに言います。

素人のおやじが「仕事って時間までに終わるんでしょうか」と余計な事を言います。

リーダーは「やれるだけやるしか私たちにはできないから、気にしなくても良いですよ」と言ってきました。「そう言うもんなんですね」と独り言のようにつぶやくと、「そういうものです、待つのも仕事です」と言われました。

 

そうなんだぁ でも何となく意味はないけど格好いいな・・・

 

と思ってしまいました。その時はまだ他のリーダーを知らなかったので、若いのによく分かってるんだなって思ったようです。

 

しかし、その後も待機は続き、結局3時間くらい出入り口付近の風通しの良いところで過ごす事になりました。

あまりに暇だったので、もう一人の若い男子に声をかけます。

「あなたはどこから来てるんですか?」

若いんですが相当大人しい感じで、しかも勉強できそうだけど、世間知らずで弱弱しい感じの大学院生です。

「✕✕です」

「えっ、俺隣駅だけど」と言うと、初めて目が合いました。

「そうなんですか?」

「そうですよ、奇遇ですね、それでなんでこのバイトを?」と畳みかけます。

別に隣駅だからって、慣れ慣れしくする事も無いんですけど、男子もまんざらではない感じだったので聞いてみました。

「時間が選べて、その割に時給が良いと思ったので」と答えます。

私と同じじゃないか・・・向こうは余裕の院生だけどな・・・

と思いつつ、「もう何回かここのバイト入ってるの?」と訊くと「ここで3回目です」

そうなんだ、じゃあおれとそう変わんないな・・・)と妙な共通点を見つけて喜んでました。

 

それでも時間は中々過ぎません。

いい加減待機にも嫌気がさしてきた頃、やっと指令が来ました。

先ほど降ろしたものを2階へ運んで組み立てたりしてくれという事です。

イベントホールの割に小さく狭いエレベータで詰めるだけ積んで2階へ上げます。

中々院生は動きが悪く、はかどりません。

しかもこのエレベータ、開延長ボタンがないのですぐに閉まろうとします。

仕方がないので院生はエレベータボーイとなってもらい、積み込む間エレベータのボタンを押している係になってしまいました。

私は50過ぎと言うのに、パネルやら金属のポールやら、かさばる上に軽くはないものをせっせと運ばされます。確かに時間が無い中、動けない人が中に入ると、途端に作業が渋滞してしまいます。なので一人人数が減る事と同じですが、そうやって何とか上の階へ運びこめました。

 

2階は会議室がいくつかあって、それぞれの部屋に指定されたものを指定された数だけまずは置いていきます。

そして、物が揃った部屋から順に組み立てていきます。

またこれが何をどうやってするのか全く分からないのです。

2メートル以上あるパネルとそのパネルのわきにはめ込むバーがあって、そのバーを下で支える土台があって、パネルとパネルを接続させる器具があって、それらを上手く手順通りに組み合わせると、簡易型の仕切りが出来上がります。

なれた人がやると手際が良い!

次々と組み立てていき、あっという間に壁が出来上がります。

私なんぞは、その間、ほぼ見てるだけ。

だって分かんないんだもん。

 

といっても組み立てているところを暫く見ていれば誰にでも出来るようにはなっていますね。もっとも、部分的には要領を覚えないとまごつきますが・・・

私もいくつか組み立てさせてもらって、何とかお手伝いくらいは出来るようになりました。

 

椅子や長机などをずらっと並べ、先ほどのパネルと組み立てて、ごみを回収したら時間になりました。

現場監督さんにうちらのリーダーが話をして今日の仕事は終了となります。

そそくさと着替え撤収となります。

気が付くと仕事終了までの2時間くらいはけっこう大変だったし、汗も凄くかいていました。なので着替えて、汗を拭き、バッグの中を整理してとやっていると、終了時刻よりも20分くらい経っています。

 

早く帰らないとドンドン遅くなると思って帰る支度を急ぎます。

と言ってもまだ7時なんで、真夏のこの時期ではまだ全然明るいんです。 

そして20時半、やっと帰宅できました。

かなりの待機時間があったにも関わらず、自宅につくとやっぱり疲れが出てきます。

風呂に入ろうと思ったんですが、家に着いたとたんビールが飲みたくなってしまいました。夕飯はほぼほぼ出来てます。おかずが良いにおいを出していて食欲をそそります。

もう我慢できなくなり、結局帰宅してそのまま飲んでしまいました。

 

とゆーわけで、2番目の仕事もつつがなく終えることが出来ました。

事故も怪我もなく、ご迷惑をおかけする程の事もなくと言うのがまず最優先です。

無事に帰宅して仕事終了とゆーことですね。

 

 

こんな感じで調子に乗って立て続けに他の現場も経験しました。

イベントホール、野球場、デパートの催事場、別の花火大会会場、倉庫、等々・・・

 

・・・けっこう行ってるな!

 

勢いに任せて電話があると、予定がなければすぐにOKしてましたからね。

でも、それでもまだまだ知らない事ばかりです。

た~と~え~ば~

テント張り、最初に見たときは何が何だか分かりません。

現場の設置する箇所に部品を定位置に置いていきます。

一通り置き終わったら、次は組み立てです。

家の構造と同じで柱や梁、桁と言った役割の鉄パイプがあります。

屋根は天幕というナイロン製?のビニールを被せます。

骨組みを屋根から作り、天幕を張り、柱の片側から引き起こして立ち上げます。

そこで固定する筋交いをかませると、反対側の柱を引き起こして形が出来上がります。

そこまでやって天幕から垂れ下がる紐を柱などに括り付け、最後にウエイトと呼ばれる重りを柱に乗せて出来上がりです。

この手順は業者によって若干の違いはあるものの、ほとんど同じやり方です。

今や時代はネットの時代。

YouTubeを検索すれば業務用テントの設営方法はいくらでも見れます。

最初にテントに出会ったとき、全く動けず、しかも分かっていないのにも関わらず、何かしなきゃと触った時に、分からないなら触るなっ って怒られました。

何かしろって言うからやろうとしたまでだったんですが、余計に手間がかかると言われてちょっとㇺっとしました。

だったら最初から組み立て方とか教えろよ)ってね。

こんな光景はよくある事らしく、心優しい中堅のバイトの方が「気にすることないですよ」って気を遣ってくれました。

私からすればㇺッとはしたものの、前職の時の事を思えば、ほんのあいさつ程度なので、それほど気にもならない者だったんですが、きっと私だけじゃなく気を悪くした人がいたんでしょうね。

 

そんな経験をしたこともあって、一応バイトとは言っても何も努力しないのは誠意が無いなと思ってYouTube を見たわけです。

紐の結び方もそうですね。これももうたくさんYouTube に載ってます。

覚えきれないですが、これも最初の内は、長めの部品を紐で結んでくれと指示されて、そうしようとやるんですが、ベテランさんが来ては「あっ それはこうやって結ぶときつく縛れるよ」って教えてくれます。最初はありがたかったんですが、次に来る人はまた別の結び方、その次の人はまた違う結び方という具合に、来る人来る人みんな違う事を言うんですね。

 

みんな怒るわけではなくて、きちんと丁寧に教えてくれます。

とても勉強になるし、忙しいのに凄いなって素直に思います。

だけど、その度毎に違う事を言われるとこっちもどうして良いか分からなくなってきます。結局は自分が結びやすいやり方になるんですけどね。

 

皆さん本当に人は良いんです。

素人を助けようとします。

率先して重い物も持とうとします。

ほとんど愚痴らないです。

 

お客さんによっては短気な方が散見される現場もあります。

そんな時も、うまくそのお客さんをいなしながら、でも仕事はちゃんと終わらせます。

バイトでもレギュラーさん、そして社員の方々、私より若い方が大半ですが、この仕事に関してしか知りませんが、みなさん優秀です。

 

 

この方達がもっと良い待遇にならないかなって実は思ってます。

私は金融業界の端くれに在籍していた事もあって、こういう真面目に仕事をしている方達が、もっと好待遇を受けていいと思っています。

その為には、基本的な給与部分の改善も必要かもしれませんが、福利厚生については全然改善の余地があると思ってます。

私が在籍しているこの会社は、一応全国区の規模です。

大きいんです。だとしたらたくさんの人員を雇っているわけです。

それ自体は立派なことです。

しかし、その業界には同業者もかなりの数がいると思います。

そういった競合他社に対抗し、社員やレギュラーがもっと貢献してくれるような制度を採り入れることが今後のこの会社に必要な事なのではないかと思いました。

 

例えば、iⅮecoとか

確定拠出年金ですね、こんなのを導入するなり、積立で将来のまとまった資金作りになるようなもの、NISAなんかも、色々と考えられるんですよね。

 

日々の仕事で日給月給で働くことは現行通りでもいいんです。

そこに将来を見据えた財産形成と言った視点を会社が持ってもらいたいです。

幸運にも若い人が多いです。

40歳でもまだ20年は最低有ります。

毎月5000円でも1万円でも積み立てていったらそれなりの資金になります。

会社がもし積立預金などで奨励金などが出せたなら、尚良いですよね。

 

すでに働く意欲の高い従業員がいて、仕事もある

後はいかに長期にわたって従業員がモチベーションを保ちつつ働いてくれるのか。

ここだと思います。

その一つの方法としてはけっこう有効な手段だと思いますね。

 

話しが逸れましたが、始めて2か月くらいですが、それなりに現場を経験しました。

今も筋肉痛がしている箇所があります。

私にとっては、まだまだ役立たず的で、周りに助けてもらっているような若輩者です。

逆に言うと、日々行く現場では新しい事に出くわします。

その事が新鮮で、楽しく感じています。

いつまで出来るか分かりませんが、もう暫くできるなら継続したいです。

 

また続編を書けるように頑張って行きます。

 

だけど、就職先が決まる可能性ができたんで、どうかなぁ!?