heiseisakuraの資産運用ブログ

株の相場観と運用の基礎をお伝えする日記です

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投資信託で資産運用 

投資信託の内容を理解しよう

目論見書を見てみよう

目論見書とは

みなさんこんにちは、今回は投資信託についての理解をより深めていただく為の解説をしてみたいと思います、よろしくお願いします。

 

さて、みなさん「目論見書」って見た事ありますか?

投信を購入したことのある方は、必ず見ているハズ!

なんですが、いかがでしょう。

 

手数料などの費用の項目やファンドの特色のところはよくみると思います。

実際それで充分ですから。

インデックス運用の投信ならそれでもほぼ問題ないですよね。

でも、複雑な仕組みの投信の場合はどうでしょう?

難しいと言っても、それぞれ単体ではそれほど難解なものは無いんです。

実際本当に難しいのは、運用結果が何故そうなのかの理解の方ですから。

 

それでも目論見書は購入前に確りと見ておいた方が良いです。

では具体的に見てみましょう。

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これは野村證券さんが今まさに発売中の投資信託、その名も

  「ティー・ロウ・プライス 世界厳選成長株ファンド」

今回はどうせならと思ってこれを使って解説してみたいと思います。

 

これは目論見書の表紙部分です。

ここに基本的な事がいくつか載っています。

まずは、一番上から、ちゃんと投資信託説明書(交付目論見書)と書いてあります。

そして使用開始日も明記されてます。

当たり前ですが、販売説明書という似たような冊子があります。それと間違えないようにと言う意味で確認です。更に、日時も大事です。今は良いですが目論見書には有効期間があります。なので必ず説明を受ける場面がある時は、有効期間内の目論見書であることを確認してください。まれに変更事項がある場合もあります。

そして商品名と注意書きです。

その下に運用会社名と信託財産の管理等をする会社名が書かれています。

ほぼ100%と言っていいと思いますが、全社同じ書式です。

まずここで、目論見書である事の確認と銘柄確認が出来ました。

ホント間違えやすいネーミングがありますんで気を付けて下さいね。

 

それでは1ページ目です

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表紙にもありましたが、このファンドはA~Dとコース分けがあるファンドなんですね。

 資産成長型と分配重視型の2種類がそれぞれ為替ヘッジするかしないか選択できるようになっているわけですね。

為替ヘッジはとても重要ですが、後述します。

 

次のページからいよいよ本題に入ります。

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2ページです。

ファンドの特色と見出しがあります。

ここで今回のファンドがどういう運用をするのか概要を説明しています。

1、 まず外資系ファンドが世界の株で運用しますと述べています。そして株の中でも成長性の高い銘柄に投資すると言ってます。そこには新興国株も組み入れ可能としていますね。

2、次に銘柄をどう選択するのかという銘柄選択の手法について述べています。そこには、

ボトムアップアプローチ」を重視した運用とあります。

ではこのボトムアップアプローチと言うのは何でしょう?このファンドの解釈がすぐ下に載ってます。

※1 アナリストの個別企業に対する調査や分析等に基づきその企業の投資価値を判断し、個別銘柄を選択する運用手法です。

と記述されてます。つまり、運用会社が抱えるアナリストの分析力が重要であると言う事です。

3、為替ヘッジをするコースとしないコースがある事の説明ですね。

4、文言の通りです。

このまま次のページに行きます。

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はい、3ページです。

ここではファミリーファンド方式について説明しています。

 

これはどういう意味?って最初は思いますよね、簡単です。

つまり、マザーファンドとベビーファンドがあって投資家はベビーファンドを買っている事になります。

今回のファンドのように1つのファンドで、為替ヘッジの有無や分配金の支払い回数などが選択できるように なっているものがあると思います。

そういったファンドではそれぞれ投資家毎で考えがあると思います。為替が円高になると思うか円安になると思うか、分配金は毎月欲しいのか、年に1回で十分なのか。しかし、基本的な運用は同じですよね。そこでこういった方式を採用するわけです。

逆に言うと、運用する内容は同じにしたい、だけどある部分は選択制にして欲しいといった要望に応えた格好になります。このような方式にしないと、例えば為替ヘッジの有と無では運用が全く一緒というわけに行かなくなるという事になってしまっていたんです。

 

さあ、まだ序盤です。でも必要な事しか書いてませんので続けますね。

では4ページです

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運用のプロセス

誰がどのように運用するのか説明しています。

このファンドでは、基本的に時価総額が10億円以上ある先進国及び新興国の株式を投資対象としています。多少例外はあるのかもしれませんが、およそ4000銘柄がその対象となっていますね。

その次に、アナリスト達が買い推奨をしているレーティングが1ないし2の銘柄をメインに絞っていきます。その選別で行くと約600~700銘柄になるそうです。

その次はより銘柄を絞り込んでいくわけですが、ここら辺から運用会社の独自性が出される事になっていきます。

因みに、このファンドでは、この段階で100~150銘柄まで銘柄を選定するとしています。選定基準は資本収益率を重視するようです。その上で、 それぞれの候補となる企業のファンダメンタルの安定性や改善具合、成長性、地域制などを鑑みて多くとも150銘柄まで絞り込むと言う事をします。

そして最終選定です。

ここで実際に組み入れる銘柄を決定していくわけです。

全段階で候補にした150銘柄を60~80銘柄にまで選定します。

ファンド全体のバランスなども考慮していくわけですが、投資に値する株式を決定するために、より確信度の高いと思われるものを選んでいくのですね。

 

ここまでよろしいでしょうか?

このような過程を踏んで実際の組み入れ銘柄は決められています。

 主なこのファンドの運用に関する説明はここまでです。

これ以降は細部の説明とリスク、手数料についての説明が続きます。

これについては次の記事にて説明を引き続きさせていただきます。